井上想良(ドラマ『明日、私は誰かのカノジョ』)、駒井蓮(映画『いとみち』、NHK大河ドラマ『青天を衝け』)を主演に迎え、『グッドバイ』の宮崎彩監督がメガホンをとった短編映画『青めぐる青』がYouTubeにて配信され、既に1万回以上再生を記録。さらに井上想良、駒井蓮らのインタビュー動画も8月19日(金)から配信が決定。本作のポスターも完成し、このたび解禁。併せて井上、駒井、共演の楽駆、そして宮崎彩監督のメイキングインタビュー動画も公開となった。
インタビューでは、役を演じた上で感じたことや、ロケ地となった大分での撮影での思い出・食事などについて語られており、「大分出身で、地元で撮影できるのがまず嬉しかった。しかも母校!高校時代を思い出した」(井上)「新しい地元が増えたみたいだなと思いました」(駒井)「(故郷に)帰ってきた感がありました。海沿いを自転車で走るというのはしたことなかったので嬉しかったです」(楽駆)「大分で撮影されていますが、普遍的な物語だと思う。どの土地にいる方も、自分の過去とか今とか思いながらみてほしいと思います」(宮崎監督)など、見応えたっぷりの内容となっている。
<Story&Introduction>
コロナ禍、一地方都市。後藤健人(井上)は、息苦しさや埋まらない孤独を感じていた。そんな中、高校の同級生・江藤(楽駆)との再会で過去に思いを馳せる。陸上部のエースとしてどこまでも走れていた高校時代、どこか諦めた表情の同級生・藤田皐月(駒井)を、確かに追いかけていたのだった…。大分市ロケーションオフィスが、是枝裕和監督の元で映像制作を学び、昨年『グッドバイ』が劇場公開された新鋭・宮崎監督に依頼し、企画製作された本作。閉塞したコロナ禍の「いま」とかつての高校時代が交錯して描かれ、時間と共に変容してしまった主人公たちの距離感が静かなタッチで綴られる。