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MAR 29, 2024 劇場公開作

綾瀬はるか、少女と旅に出る心閉ざした清掃員役に!最新作『ルート29』で新境地に挑む

新境地に挑んだ綾瀬はるかと大沢一菜

昨年、『リボルバー・リリー』『レジェンド&バタフライ』で華麗なアクションを披露した綾瀬はるかが激変!『こちらあみ子』で第27回新藤兼人賞金賞はじめ数多くの賞を受賞した森井勇佑監督の最新作『ルート29』(読み方:ルートニジュウキュウ)で、心を閉ざした清掃員に扮し、俳優として新たな境地に挑んでいる。なお、今秋TOHOシネマズ 日比谷ほかで全国公開されることが決定したことから、場面写真とメイキング写真、ならびに主演の綾瀬、共演の大沢一菜(『こちらあみ子』で第36回高崎映画祭最優秀新人俳優賞j受賞)、森井監督のコメントが発表された。

詩人・中尾太一の「ルート29、解放」(書肆子午線)からインスピレーションを受けた森井監督は、映画の舞台にもなった姫路から鳥取を結ぶ一本道の国道29号線を約一ヶ月間旅をしながら脚本を完成。その独創的なストーリーは、綾瀬演じる他者と必要以上のコミュニケーションを取ることのできないひとりぼっちの主人公・トンボが、風変わりな女の子ハル(大沢)を連れて旅に出ることによって、空っぽだった彼女の心に喜びや悲しみの感情が満ちていくという不思議な感動ロードムービーになっている。

演出中の森井監督

綾瀬はるか(トンボ)/コメント

のり子の心は無限に広がりながら、人との交わりを閉ざしていく中で隙間も広がり、空っぽのようになってる人。風のようにゆらゆらとしながら過ごしていたある時、風がわりなハルと出会い旅をして、その途中奇妙な人たちとも交わり、のり子の心に吹く風も表情が変わりはじめます。悲しみの一滴、喜びの一滴と空っぽのような心も少しずつ満たされ、ハルとの旅も終わりを迎えていきます。どこまでが現実で、どこまでが非現実か、ハルとのり子の不思議な旅、冒険をご一緒するように観て頂きたいです。(※のり子はトンボの本名です。)

大沢一菜(ハル)/コメント

監督とまた一緒にやれると聞いて“やったー”と思いました。綾瀬はるかさんと一緒だと聞いてさらに“やったー”と思いました!撮影は暑くて大変でしたが、綾瀬さんと一緒にアクションごっこしたり、買ってきたチョコやお菓子を一緒に食べてくれて楽しかったです。たくさんの皆さんに観てほしいです。

●森井勇佑(監督・脚本)/コメント

この映画は、中尾太一さんが書かれた詩がもとになっています。ざわめきを感じる言葉たちに取り囲まれ、想像をめいっぱい広げて作りました。奇妙なものや不思議なものに触れること、そうすることでしか得られない生の実感があるのではないかという思いを根底において、現代のおとぎ話のようなものを目指して取り組みました。

トンボを演じた綾瀬はるかさんとは初めてのお仕事でしたが、ご自身のなかの宇宙が独特でおもしろい方だと感じました。その宇宙が、トンボという役をとても豊かなものにしてくれたのだと思います。綾瀬さんがあのときに生きたトンボという人間が、僕はとても好きです。ハルを演じた大沢一菜さんは、どうしてそんな表情が出来るのかと思わされる驚くような瞬間が何度もありました。大沢さんとお仕事をするのは2度目ですが、新しい表情をたくさん見せてくれたこと、とても嬉しく感じました。

独創的な取り組みをしてくれたスタッフたち、生き生きとカメラの前に立ってくれたすべての出演者たちと一緒に、この映画を作れたことをとても誇らしく思っています。これからご覧になるお客さまに『ルート29』がどのように届くのか、とても楽しみです。

<Staff&Cast> 監督・脚本:森井勇佑/出演:綾瀬はるか 大沢一菜/原作:中尾太一「ルート29、解放」(書肆子午線)/製作:東京テアトル U -NEXT ホリプロ ハーベストフィルム リトルモア/配給:東京テアトル リトルモア/公式サイト:route29-movie.com

©2024「ルート29」製作委員会

映画『ルート29』は2024年秋 TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開

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