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OCT 24, 2022 イベント

<第 35 回東京国際映画祭> 世界の巨匠・黒澤明監督を支え続けた野上照代氏に『特別功労賞』授与決定!

野上照代氏

第35回東京国際映画祭では、長年の国内外を含めた映画界への貢献が目覚ましい方々へ贈る 『特別功労賞』を野上照代氏に授与することを決定した。野上氏は、1950 年、黒澤明監督の『羅生門』にスクリプターとして参加し、その後、『生きる』以降の全黒澤映画に記録・編集・制作助手として貢献。『黒澤明賞』が復活した今年、長年に渡る功績を評価して同賞を授与する運びとなった。授賞式は 11 月 2 日(水)のクロージングセレモニーにおいて開催(予定)される。

黒澤明監督

●野上照代/プロフィール
1927 年生まれ。出版社勤務後、1949 年に大映京都撮影所にスクリプター見習いとして入社。野淵昶監督『復活』(1950)でスクリプターとして一本立ち。続く『羅生門』(1950)以降、『七人の侍』(1954)、『デルス・ウザーラ』(1975)、『乱』(1985)など、(1951 年の『白痴』を除く)すべての黒澤明監督作品に主要なスタッフとして参加。スクリプター、プロダクション・マネージャーなどを務める。小泉堯史監督『雨あがる』(2000)、『阿弥陀堂だより』(2002)では監督補を担当。1984 年、自らの少女時代を描いた『父へのレクィエム』が読売ヒューマンドキュメンタリーの優秀賞を受賞。2008 年、これを『母べえ』として山田洋次監督が映画化した。そのほか、著書に『完本 天気待ち』 (草思社文庫)、『とっておき映画の話 蜥蜴の尻っぽ』(文藝春秋)ほかがある。

◆第35回東京国際映画祭 開催概要
■開催期間:2022年10月24日(月)~11月2日(水)
■会場:日比谷・有楽町・丸の内・銀座エリアの各映画館やホールなど
■主催:公益財団法人ユニジャパン ■公式サイト:www.tiff-jp.net

◆TIFFCOM2022 開催概要
■開催期間:2022 年 10 月25 日(火)~27 日(木)(※オンライン開催)
■公式サイト:www.tiffcom.jp

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