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MAY 23, 2023 イベント

満席!喝采!光石研&二ノ宮監督、映画『逃げきれた夢』カンヌ国際映画祭ACID部門公式上映に確かな手応え

第76回カンヌ国際映画祭【ACID】部門に正式出品された映画『逃げきれた夢』が、現地時間 5月 22日(月)20時半<日本時間 23 日(火)夜間>より公式上映が行われ、主演の光石研二ノ宮隆太郎監督が参加し、満席の観客から喝采を浴びた。

<現地レポート> ACIDは、監督週間と批評家週間に並ぶカンヌ映画祭の3つの並行部門のひとつであり、芸術的な作品を支援するために映画作家たちが創設した「インディペンデント映画普及協会(ACID)」が1993年に独自に立ち上げ、作品選定・運営を行っている部門。30年の歴史を持つ本部門では毎年世界の先鋭的な9作品を紹介しており、今年は約600作の応募作品から『逃げきれた夢』が見事正式出品作のひとつとして選出され、昨年同部門に出品された『やまぶき』(山崎樹一郎監督※「崎」は正しくは「立さき」)に続けて日本で2本目という快挙を遂げた。

上映会場となるLes Arcadesには多くの映画ファンが押し寄せ、チケットも完売。終映後には満席の会場から大きな拍手が送られた。上映後に実施されたQ&Aでは、光石に向けられた「実際の自分の経験が脚本に反映された役柄を演じてどうだったか」という問いに対して、「今回の『逃げきれた夢』では3つのポイントがありました。1つは実際の父と共演したこと、もう1つは故郷である街で撮影されたこと、3つ目が故郷ならではの方言を使ったということです。そこには『しゃあしい』というのが出てくるのですけど、果たしてこれがフランスの皆さんに伝わるのか不安ではあるのですが、僕にとっては心地いい経験でした」と回答。

また、二ノ宮監督には「なぜ光石を主演に本作を作り上げたのか」という質問が投げかけられ、「もともと、映画が好きで、最初は自分も光石研さんのファンだったのですが、どうしても光石さんを主役に物語を作りたくて。光石さんに地元・北九州を一緒に案内して頂いて時に人生のお話を伺って作りました」と制作過程を語った。満席の会場とQ&Aの熱量ある質問の数々に、光石、二ノ宮監督ともに確かな手応えを感じたカンヌ国際映画祭での舞台挨拶となった。

<Story> 北九州で定時制高校の教頭を務める末永周平(光石)は、ある日、元教え子の南(吉本実憂)が働く定食屋で支払いをせず無言で立ち去ってしまう。記憶が薄れていく症状によって、これまでのように生きられなくなってしまったようだ。「待てよ、“これまで”って、そんなに素晴らしい日々だったか? 」。妻の彰子(坂井真紀)との仲は冷え切り、一人娘の由真(工藤遥)は、父親よりスマホ相手の方が楽しそうだ。旧友の石田(松重豊)との時間も、ちっとも大切にしていない。周平は「これから」のために「これまで」を見つめ直していくが…。

<Staff&Cast> 監督・脚本:二ノ宮隆太郎/出演:光石研、吉本実憂、工藤遥、杏花、岡本麗、光石禎弘、坂井真紀、松重豊/製作総指揮:木下直哉/プロデューサー:國實瑞惠、関友彦、鈴木徳至、谷川由希子/撮影:四宮秀俊/照明:高井大樹/録音:古谷正志/美術:福島奈央花/装飾:遠藤善人/衣装:宮本まさ江/ヘアメイク:吉村英里/編集:長瀬万里/音楽:曽我部恵一/助監督:平波亘/制作担当:飯塚香織/企画:鈍牛倶楽部/製作:木下グループ/配給:キノフィルムズ/制作プロダクション:コギトワークス/映倫G DCP/カラー/スタンダード/モノラル/96分  公式サイト:https://nigekiretayume.jp  

©2022『逃げきれた夢』フィルムパートナーズ

映画『逃げきれた夢』は6月9日(金)より新宿武蔵野館、シアター・イメージフォーラムほか全国ロードショー

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