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JAN 30, 2023 インタビュー

『ラ・ブーム』から40年、ソフィー・マルソーが新たに対峙した“安楽死”問題…最新作『すべてうまくいきますように』に込めた思い

これまで“死”をテーマに幾度も描いてきたフランスの名匠フランソワ・オゾン監督の集大成ともいうべき新作映画『すべてうまくいきますように』が2月3日より公開される。カンヌの潮風のなか、主演を務めたフランスの国民的俳優ソフィー・マルソーが取材に応じ、自身の役柄や作品のテーマ、フランソワ・オゾン監督との仕事、そしてフランスにおける安楽死の状況について語った。

フランソワ・オゾン監督とソフィー・マルソー

本作の感想についてマルソーは、「死と愛と人生について語るシンプルな映画」「笑えて、泣けて、まさに人生そのものね」とニッコリ。オゾン監督について話が及ぶと、「彼の監督デビュー作を観た時が始まりね。第1作から傑作だったの。それ以来、欠かさず観ているわ」と、長年のファンであったことを明かした。

また、話題が安楽死になると、マルソーは、「フランスで安楽死は非合法だから、自殺をほう助することは禁じられている。これを観れば、どう死にたいかを考えるきっかけになるでしょう。普段、話題にしないからこそ意味がある」と持論を述べた。

映像の最後には、インタビューのNG集を特別に収録。インタビュー中に雨風が強くなったり、楽器の音が聞こえてきたり、突然のハプニングを笑って切り抜ける、マルソーのお茶目な姿が映し出された貴重な映像となっている。

2月3日(金)より ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、Bunkamuraル・シネマ 他公開

公式HP:ewf-movie.jp

© 2020 MANDARIN PRODUCTION – FOZ – France 2 CINEMA – PLAYTIME PRODUCTION – SCOPE PICTURES

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