『愛のむきだし』『冷たい熱帯魚』など、強烈な個性と才能をスクリーンにぶつけてきた園子温監督。ハリウッド・デビューも果たした鬼才が、映画制作の原点を見つめ直し、ワークショップを通して自らインディーズ魂を取り戻して作り上げた最新作『エッシャー通りの赤いポスト』がいよいよ公開! 今回、応募総数697名の中から選ばれた51名のうち、主要キャラクターを射止めた4人の新人俳優(藤丸千、山岡⻯弘、黒河内りく、小西貴大)、そして彼らを選出した園子温監督にインタビューする機会をいただき、彼らの役者としての魅力を紐解いていただいた。
<Contents>
0:20 ワークショップ参加から本作制作までの経緯について 1:35 キャスト選びのポイント 2:23 今回選ばれた4人の新人俳優をご紹介 10:53 若い俳優とワークショップをやって感じたこと 12:06 またワークショップ映画を作りたい?
<Story>
エキストラでいいんか!?人生のエキストラで!?立ち向かえ――鬼才カリスマ映画監督・小林正の新作オーディションに出演を狙う者たちが押し寄せた。興味本位で応募してきた者、夫の意思を継ぎ女優を目指す若き未亡人、「小林監督心中クラブ」のメンバー、浴衣姿の劇団員、やらせの有名女優、殺気立った訳ありの女……!?一方、小林監督はエグゼクティブプロデューサーの無理な要望に苦悩し、シナリオ執筆もうまく進まない。そんな時、昔の彼女が監督の目の前に現れる。
@2021「エッシャー通りの赤いポスト」製作委員会