映画『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』の日本公開(2月1日<木>よりTOHOシネマズ シャンテほか)を記念して、主演を務めたベネディクト・カンバーバッチの特別映像インタビューが到着した。
19世紀末から20世紀にかけてイギリスで大人気を博した伝説のネコ画家ルイス・ウェインの人生を描いた本作で、主人公を演じたベネティクト。特別インタビューでは、ルイスの魅力から、映画のテーマ、ウィル・シャープ監督の作風、共演した俳優たちの印象まで、全12問の質問に真摯に答えている。
『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』や『エジソンズ・ゲーム』など、これまでカンバーバッチは実在の人物を多数演じてきたが、そのプレッシャーについて聞かれると、「(本作のように)あまり有名ではない人物を演じる時、より大きな責任を感じる」と返答。そんなルイスと自らの共通点については、「絵を描くことが好き」な点だと述べ、彼の筆跡や作風を真似ているうちに、ルイスという人物に近づいていったと明かした。
また、ラブストーリーではあるが、「社会学や政治の問題に加えて、メンタルヘルスという当時の問題を取り上げている」と、本作のテーマの奥深さに感嘆。最後にネコについて聞かれると、「ネコは最高だよ。本作はルイスだけでなく、ネコを称える作品だ」と述べ、ネコの地位向上に貢献したルイスの業績を称賛した。ただし、ネコとの共演について話が及ぶと、「ネコは絶対に思い通りにいかない」と苦笑い。ネコのジェスチャーを交えながら撮影時の苦労を語った。
<Staff&Cast>
出演:ベネディクト・カンバーバッチ、クレア・フォイ、アンドレア・ライズボロー、トビー・ジョーンズ、オリヴィア・コールマン(ナレーション) / 監督・脚本:ウィル・シャープ / 原案・脚本:サイモン・スティーブンソン / 2021 年│イギリス│英語│111 分│カラー│スタンダード│5.1ch│G│原題:The Electrical Life of Louis Wain│字幕翻訳:岩辺いずみ│提供:木下グループ 配給:キノフィルムズ │公式 HP:louis-wain.jp
12 月 1 日(木)より TOHO シネマズ シャンテほか全国公開
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