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MAR 16, 2026 インタビュー

イーサン・ホーク、リチャード・リンクレイター監督と共に歩んだ30年の歴史の結晶!最新作『ブルームーン』(公開中)挑戦の舞台裏を語る

『ビフォア』シリーズ(『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離』『ビフォア・サンセット』、『ビフォア・ミッドナイト』)や『6 才のボクが、大人になるまで。』など、30年の長きにわたりタッグを組んできた黄金コンビ、イーサン・ホークリチャード・リンクレイター監督の最新作『ブルームーン』が3 月 6 日(金)より公開された。イーサンが演じるのは、実在したブロードウェイの伝説的な作詞家ロレンツ・ハート。これまでのイメージからは想像し難い風貌と嫌味で嫉妬深いキャラクターを完全に体現し、本年度アカデミー賞® 主演男優賞にノミネート(同賞オリジナル脚本賞にもノミネート)された。

(左から)共演のアンドリュー・スコット、イーサン・ホーク、リチャード・リンクレイター監督

リンクレイター監督の作品は、「時の流れ」「空間」「対話」が丁寧に描かれているが、本作『ブルームーン』は、同監督の真骨頂とも言える会話劇が繰り広げられるが、脚本がイーサンのもとに届いたのは、10年以上前のこと。リンクレイター監督の友人で小説家のロバート・カプロウが脚本を作り上げ、それを読んだイーサンは胸の高鳴りを抑えきれず、すぐさま「今すぐやろう!」と熱意を伝えたが、ロレンツ・ハートという人物の内側の言葉にしきれない哀しみや創作の疲労、そして時代の波に少しずつ取り残されていく感覚を体現するには、イーサン自身がまだ若すぎると判断。リンクレイター監督とカプロウは、何度も何度も脚本の推敲を重ね、機が熟すのを待った。

そして、長い歳月を経てついに完成した本作は、「知的な陶酔感に満ちた、愉快な旅! ウィットに富み、陽気で、心に残る映画。ロバート・カプロウによる驚くほどスマートな脚本」(ニューヨーク・ポスト)、「『ブルー・ムーン』は、優れた知性と偉大な魂を謳歌しており、ホークがその両方を体現する姿は崇高で驚くべきものだ。野性的な激しさと底知れぬ深みを与えている。リンクレイター監督は、彼を別人に見せ、不気味なほどに魅力的に見せている。そして、彼の声による自己変容はまさに奇跡的だ」(ニューヨーカー)など高い評価を獲得。

イーサンは「演技というものは、本当はとてもシンプルなもの。だからこそ、挑戦的な題材に挑戦しなければ、卓越することはできません。10年以上前にリンクレイター監督からこの脚本をもらい、頭の片隅にいつか挑戦したい作品として残り続けていました。この作品は、映画としてはとてもシンプルだけれども、ロレンツ・ハートというキャラクターはとても悲しくて、面白くて、ロマンチックで、孤独で、あまりに自分とは違う要素をもっている人物でした。だからこそ、とてもむずかしく、それでいて、興味深いものでした」と、自分とは正反対の人物であるからこそ挑戦したい気持ちが強かったと語っている。撮影後は、自身の立場や才能を見つめ直すような「危険な感じ」と語り、満身創痍で挑んだ作品であることが伝わった。

<Story> 作曲家・リチャード・ロジャース(アンドリュー・スコット)が、長年タッグを組んでいた作詞家・ロレンツ・ハート(イーサン・ホーク)に代わる新たな相棒と組んだ初めてのミュージカル、『オクラホマ!』の初演の夜、1943年3月31日。ブロードウェイのレストラン「サーディーズ」で行われたパーティに招待されていた。伝説の作詞家と評されるハートが過ごすパーティでの一夜、夜が明ける頃、彼が見つけたものとは、何だったのか…。

<Staff & Cast> 監督:リチャード・リンクレイター 脚本:ロバート・キャプロウ/出演:イーサン・ホーク、マーガレット・クアリー、ボビー・カナヴェイル、アンドリュー・スコット/配給:ロングライド

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映画『ブルームーン』は3月6日(金)より新宿ピカデリー、TOHOシネマズ シャンテほか全国公開

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