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NOV 30, 2025 インタビューおすすめ

話題作『エディントンへようこそ』で怪演を見せた3大俳優、アリ・アスター監督を語る「最低な奴を想像してた(笑)」

コロナ禍でロックダウンされた⼩さな町の選挙戦が全⽶を巻き込む⼤事件に…暴⼒、陰謀論、SNSの暴⾛がすべてを焼き尽くす!『ヘレディタリー/継承』『ミッドサマー』『ボーはおそれている』に続きA24製作が放つアリ・アスター監督最新作『エディントンへようこそ』(公開中)で怪演を見せた、ペドロ・パスカル、エマ・ストーン、オースティン・バトラーら豪華キャストがインタビューに答えた。

<Story> 物語の舞台は2020年、ニューメキシコ州の⼩さな町・エディントン。コロナ禍で町はロックダウンされ、息苦しい隔離⽣活の中、住⺠たちの不満と不安は爆発⼨前。保安官ジョー(ホアキン・フェニックス)は、IT企業誘致で町を“救おう”とする野⼼家の市⻑テッド(ペドロ・パスカル)と“マスクをするしない”の⼩競り合いから対⽴し「俺が市⻑になる︕」と突如、市⻑選に⽴候補する。ジョーとテッドの諍いの⽕は周囲に広がっていき、SNSはフェイクニュースと憎悪で⼤炎上。同じ頃、ジョーの妻ルイーズ(エマ・ストーン)は、カルト集団の教祖ヴァーノン(オースティン・バトラー)の扇動動画に⼼を奪われ、陰謀論にハマっていく。

以下、インタビューダイジェスト(詳細は映像参照)

本作が今の時代とどう結びつくのかについて、ジョー(ホアキン)と対⽴するテッド市⻑役のペドロは、「こんなストーリー、滅多にない」「観る⼈は⼼の準備ができてないかもしれない」といい、続けて「登場⼈物が全員、それぞれの⾒解を持っている」「アリは⾃分の思いをキャラクターに吹き込み、物語を転がしている」と作品の本質を鋭く分析。そして、それが巨⼤な“社会の恐怖”にもつながると語り、「今の時代を描いただけじゃない。彼⾃⾝が感じている“何か全部”が⼊ってる」と、アリ・アスター監督を称賛する。

ペドロ・パスカル

また、「アリ・アスターの世界に⾶び込んでみた感想は︖」という問いに対して、陰謀論にのめり込むジョーの妻であり、テッドの元カノ疑惑もある複雑な役どころを演じたルイーズ役のエマは、「私は監督の頭の中に⼊り込みたいタイプ。それが役者としての原動⼒なの」と明かし、さらに「物語が進む⼿助けができるなんて、これ以上の喜びはない」と、撮影現場での⾼揚感を語る。

エマ・ストーン

続いて、カルト教祖ヴァーノン役のオースティンも「どのキャラも味わい深くて複雑で、ニュアンスがすごい」アリの⼈物描写についてコメント。さらにアリ・アスター監督について、「明確なビジョンを持ちながら、決して押しつけない」「枠に閉じ込めるんじゃなく、両⼿で⽀えてくれるような⼈」と独⾃の視点を述べた。するとそれを聞いていたペドロが、「僕も驚いたよ。すごい監督だ」とすかさず同意。「最低な奴を想像してた(笑)。作品同様、悪夢みたいな⼈かと思ってた︕ それでも出演したかった」と吐露。世界を沸かせる3⼈の本⾳トークが楽しめる必⾒の内容となっている。

オースティン・バトラー

<Staff & Cast> 監督・脚本︓アリ・アスター/出演︓ホアキン・フェニックス、ペドロ・パスカル、エマ・ストーン、オースティン・バトラー、ルーク・グライムス、ディードル・オコンネル、マイケル・ウォード/配給︓ハピネットファントム・スタジオ/原題︓EDDINGTON|2025年|アメリカ映画|PG12|148分 © 2025 Joe Cross For Mayor Rights LLC. All Rights Reserved.

映画『エディントンへようこそ』は12月12日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開中

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