ロジャー・ミッシェル監督(『ノッティングヒルの恋人』)の長編映画最期の作品『ゴヤの名画と優しい泥棒』で、前代未聞の大事件の容疑をかけられた60歳のタクシー運転手ケンプトン・バントンをユーモアたっぷりに演じたジム・ブロードベント のインタビュー映像が到着。「あんな幸福感は他の監督では味わえない」・・・長編遺作となったミッシェル監督との撮影を振り返る。
<ジム・ブロードベント/プロフィール>
1949年5月24日、イギリス・リンカンシャー州生まれ。1972年にロンドン音楽演劇アカデミーを卒業し、舞台俳優としてキャリアをスタート。1978年に『ザ・シャウト/さまよえる幻響』で映画デビュー。1991年にマイク・リー監督作『ライフ・イズ・スウィート』で注目を集め、『トプシー・ターヴィー』(99)でヴェネツィア国際映画祭最優秀男優賞を、『アイリス』(01)でアカデミー賞助演男優賞を受賞。その後も『ムーラン・ルージュ』(01)や『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズをはじめとした数々の映画やテレビドラマに出演、長きにわたってイギリスを代表する俳優のひとりとして活躍。近年の主な作品に『ハリー・ポッター』シリーズや、『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』(11)、『パディントン』シリーズなどがある。
<Story>
1961年、歴史と伝統を誇る美術館ロンドン・ナショナル・ギャラリーでゴヤの名画「ウェリントン公爵」の盗難事件が起きた。この前代未聞の大事件の犯人は、60歳のタクシー運転手ケンプトン・バントン。孤独な高齢者の生活を少しでも楽にしようと、盗んだ絵画の身代金で公共放送BBCの受信料を肩代わりしようと企てたのだ。しかし、事件にはもう一つの隠された真相が隠されていた…。
映画『ゴヤの名画と優しい泥棒』は2月25日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開
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