<Introduction>
本年度ヴェネチア国際映画祭主演女優賞受賞を皮切りに数々の世界的賞を獲得し、第95回アカデミー賞®にも6部門ノミーネートされた映画『TAR/ター』が2023年5月に日本劇場公開されることが決定した。
主演を務めるのは、4 度目となるゴールデングローブ賞(主演女優賞/ドラマ部門)、ヴェネチア国際映画祭女優賞、全米・NY・LA の批評家協会賞と名立たる賞を独占し、『ブルー・ジャスミン』に続くアカデミー賞も最有力との呼び声が高まっている女優のケイト・ブランシェット。天才指揮者リディア・ターの芸術と狂気がせめぎ合うキャラクターを圧倒的存在感で演じている。監督・脚本を務めるのは、これまで手掛けた長編映画『イン・ザ・ベッドルーム』『リトル・チルドレン』がいずれもアカデミー賞脚色賞にノミネートされた名匠トッド・フィールド。今回、実に16 年ぶりにメガホンをとった全世界熱望の最新作だ。
<Story>
ベルリン・フィル初の⾸席⼥性指揮者リディア・ター(ケイト)。 天才にして、ストイック、傲慢、そして繊細。芸術と狂気がせめぎ合い、怪物が⽣まれる世界最高峰のオーケストラの一つであるドイツのベルリン・フィルで、女性として初めて首席指揮者に任命された。彼女は天才的な能力とそれを上回る努力、類稀なるプロデュース力で、自身を輝けるブランドとして作り上げることに成功する。今や作曲家としても、圧倒的な地位を手にしたターだったが、マ ーラーの交響曲第 5 番の演奏と録音のプレッシャーと、新曲の創作に苦しんでいた。そんな時、かつてターが指導した若手指揮者の訃報が入り、ある疑惑をかけられたターは追いつめられていく。
<Staff&Cast>
監督・脚本︓トッド・フィールド/ 出演︓ケイト・ブランシェット、ノエミ・メルラン、ニーナ・ホス、ジュリアン・グローヴァ―、マーク・ストロング/ ⾳楽︓ヒドゥル・グドナドッティル/撮影︓フロリアン・ホーフマイスター/編集︓モニカ・ヴィッリ/ 原題︓Tár/アメリカ/2022 年/カラー/シネスコ/5.1ch デジタル /158 分/字幕翻訳︓⽯⽥泰⼦/配給︓ギャガ/ 公式サイト:https://gaga.ne.jp/TAR
5月12日(金) TOHO シネマズ日比谷他全国ロードショー
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