50年にわたるキャリアの中で、多大な功績を残してきた巨匠スティーヴン・スピルバーグ。『ジョーズ』『E.T.』『ジュラシック・パーク』などの娯楽超大作はもとより、アカデミー賞🄬でも高く評価されており、『シンドラーのリスト』(1993)ではアカデミー賞®作品賞・監督賞を受賞し、『プライベート・ライアン』(1998)では同賞監督賞を受賞するなど、映画史に残る名作を次々に生み出してきた。
そしてこのたび、稀代の巨匠が映画監督になる夢を叶えた自身の原体験を描いた最新作『フェイブルマンズ』が本年度アカデミー賞🄬の主要7部門でノミネートされた。
<以下、ノミネート部門>
●作品賞(スティーヴン・スピルバーグ他)
●監督賞(スティーヴン・スピルバーグ)
●主演女優賞(ミシェル・ウィリアムズ)
●助演男優賞(ジャド・ハーシュ)
●脚本賞(スティーヴン・スピルバーグ&トニー・クシュナー)
●作曲賞(ジョン・ウィリアムズ)
●美術賞(リック・カーター)
第47回トロント国際映画祭の最高賞である観客賞、第80回ゴールデングローブ賞ドラマ部門作品賞&監督賞受賞に続く快挙となるか?
<Introduction>
本作は、映画史にその名を刻んできた巨匠、スティーヴン・スピルバーグ監督渾身の自伝的作品。 初めて映画館を訪れて以来、映画に夢中になったサミー・フェイブルマン少年(ガブリエル・ラベル)が両親との葛藤や絆、 そして様々な人々との出会いによって成長していきながら、人生の一瞬一瞬を探求し、夢を追い求める物語。 主人公サミー役のガブリエル・ラベルのほかに、サミーの母親・ミッツィ役にはミシェル・ウィリアムズ、 父親・バート役にポール・ダノ、そのほかにもセス・ローゲン、ジャド・ハーシュなどベテラン勢が脇を固めている。
スピルバーグ自身は本作について「私の作品のほとんどが、成長期に私自身に起こったことを反映したものだ」 「たとえ他人の脚本であろうと、映画制作者が入れ込むものは全て、否応なく、自分の人生がフィルム上に崩れ落ちてしまう。 これはどうしようもない。しかし『フェイブルマンズ』で描いているのは比喩ではなく記憶なんだ」と 本作が自身の記憶に強く結び付いた特別な作品であることを語っている。
<Staff&Cast>
監督・脚本:スティーヴン・スピルバーグ/脚本:トニー・クシュナー/音楽:ジョン・ウィリアムズ/衣装:マーク・ブリッジス/美術:リック・カーター/編集:マイケル・カーン、サラ・ブロシャー/撮影:ヤヌス・カミンスキー/原題:The Fabelmans/配給:東宝東和/上映時間:151分/公式HP:https://fabelmans-film.jp/
2023年3月3日(金)より全国公開
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