傑作のオマージュ満載!映画『クリーチャーズ/宇宙から来た食人族』(6/17公開)予告編/Japanese Yakuza Girl役 “斎藤莉奈”に注目
タランティーノに推薦したい!ジャパニーズ・ヤクザ・ガールが奮闘するZ級SFホラー!
B級からZ級まで突き抜けた映画を提供する「エクストリーム(旧TOKANA事業部)」待望の最新作『クリーチャーズ/宇宙から来た食人族』が6月17日よりいよいよ日本公開となる。『エイリアン』『グレムリン』『ヒドゥン』『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』『マーズ・アタック!』『ウォーキング・デッド』『ミニオンズ』、そして『キル・ビル』……本編がほぼ名作へのオマージュで成り立っているという愛すべきSFパニックホラー、このチープさを、この遊び心を、広~い心で受け止めてほしい。鑑賞後は、(正解が幾つかわからないが)オマージュが何個あったかを競い合うシネフィル・マウント取り合戦を繰り広げるのもいいだろう。
<ヒロインを演じた国際派女優・斎藤莉奈がいい!>
そんなゆる~いB to Z 映画の中にあって、一人気を吐く日本女優を発見!ヒロインを演じた斎藤莉奈だ。2017 年より東京からロンドンへ拠点を移し、現在は主にヨーロッパやハリウッド制作作品など海外のマーケットで活動している。日本では、映画『クロネズミ』『冷たい熱帯魚』『東京グール』などに出演しているが、海外では、ドラマ、CMを経て、今回が映画初出演でしかも初主演。とにかく、一人だけ別格の存在感を発揮しており、『キル・ビル』のザ・ブライドを彷彿させるカリスマ性は可能性の宝庫だ。
今回の役は、ヤクザの娘で、親と同じ道を歩まぬよう無理やり大学に入れらた女性・アカネ。白のつなぎとヘッドホンがトレードマーク、不機嫌な表情で人を寄せ付けず、団体行動も苦手だが、いざエイリアンの猛威にさらされた時、誰よりも命懸けで戦うファイターだ。ギズモを思わせる可愛い謎の生物“マンピー”に送る優しい目線からピュアな心根もうかがわせ、このツンデレ感が彼女の魅力をより際立たせている。日頃からトレーニングを欠かさないというだけあって、大立ち回りも板についており、この先、クエンティン・タランティーノが『キル・ビル3』を作るなら、ぜひ推薦したい女優の一人だ。
ただ、斎藤のプロフィールによると、コメディエンヌからジェンダーレスな役まで多岐に渡って演じた経験があり、ホラーやバイオレンスだけに縛られない幅のある女優としても注目度大だ。バックヤード・コムでは、帰国中の斎藤をインタビューする機会をいただき、初主演を射止めた経緯から、エンタメ業界の日英比較、自身が目指す俳優像などをたっぷりと聞かせていただいた(後日掲載)。国際派を目指す方は必読!
<斎藤莉奈プロフィール>
●Story
小型宇宙船に乗ってやって来た宇宙を救うパワーを秘めた小動物型エイリアン“マンピー”と、それを追って巨大円盤型 UFO でやってきた地球侵略を狙う邪悪な肉食エイリアン軍団。イギリスの片田舎を舞台に、たまたま天文台に研究旅行に訪れた大学生たちが、エイリアンとその手先となったゾンビたちから地球を救うために決死の戦いを繰り広げる。
●Staff&Cast
監督はチリ出身でイギリスで数々の子供向け TV 番組や CM を手掛ける『キュート・リトル・バニーズ』の鬼才トニー・ジョピア。 視覚効果スーパーバイザーに『トータル・リコール』『バーフバリ 王の凱旋』のプラカーシュ・クマララジャン、特殊メイクと特殊効果スーパーバイザーは『DUNE/デューン 砂の惑星』のテオドール・ローワン・サリスバリーを迎え、低予算ながらビジュアルは超本格的!
2022年/イギリス/カラー/DCP/103分/PG12/原題:CREATURES/協力:エデン/配給:エクストリーム
日本劇場公開: 2022 年 6 月 17 日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷、池袋シネマ・ロサ、新宿シネマカリテ他 全国ロードショー
公式サイト:http://creatures-movie.jp/
©CREATURES MEDIA