2大巨匠ジョージ・ルーカスとスティーヴン・スピルバーグがタッグを組み、ハリソン・フォードが主演を務めるアドベンチャー・シリーズ最新にして最終作『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』が、6月30日(金)より全国公開される。
<Introduction> 1981年、『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』で、フェドーラ帽にレザージャケット、牛追いムチを使いこなすワイルドな冒険家として登場したインディ・ジョーンズ。考古学者でもある彼の目的は、世界中に眠る数々の秘宝を発見・発掘し、人類全体の遺産として博物館に収めること。学問への情熱と正義感が誰よりも強く、博識で難解な謎や歴史上のミステリーを華麗に読み解く。
さらに、危機が迫れば圧倒的な行動力を駆使してピンチを切り抜ける。時に命知らずな行動に出る大胆さ、どんな敵にもひるまない勇敢な姿勢を見せる一方、何よりもヘビが嫌いで、苦境に追い込まれると思わず弱音を吐く場面も。女性に弱く、ワイルドなキャラクターなのに、なぜか子どもたちからも愛される不思議なキャラクターだ。以降、『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』(84)『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』(89)『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』(08)と、シリーズを全て大ヒットに導き、瞬く間に娯楽映画最強のヒーローの一人となった。
そんな生身のスーパーヒーロー、インディが15年の時を経てついにスクリーンに帰ってくる。主演を務めるのは、御年80歳の名優ハリソン・フォード。彼にとってインディ役は『スター・ウォーズ』サーガのハン・ソロと並ぶ当たり役だが、年齢的にも本作が彼にとってインディを演じる最後の作品になる(はずだ)。今回は、ルーカス、スピルバーグの両雄は製作総指揮に回り、『フォードvsフェラーリ』『LOGAN/ローガン』の ジェームズ・マンゴールド監督がメガホンをとるが、2大巨匠も認める気鋭監督だけに期待度大。さらに敵役が北欧の至宝マッツ・ミケルセンとくれば、もうワクワクが止まらない。
長年に渡って演じ続けることで熟成された豊かなキャラクター表現や演技の深み、そして年齢を感じさせない豪快にして大胆なアクションシーンの数々…本作でわれわれ観客は、ハリソンの、いやインディの、めくるくキャリアの到達点を目撃することになるだろう。
<Story> 考古学者で冒険家のインディ・ジョーンズ(ハリソン)は、これまで世界中の国々をめぐり、幾度となく命の危険にさらされながら、秘宝に隠されたさまざまな謎を解いてきた。だがインディには、まだ解き明かせていない秘宝があった。その名は“運命のダイヤル”。高齢者となった今も考古学に対する情熱が衰えない彼は、人生最大の冒険へと旅立つことになる。
<Staff&Cast> 監督: ジェームズ・マンゴールド/製作:キャスリーン・ケネディ、フランク・マーシャル、サイモン・エマニュエル/製作総指揮:スティーブン・スピルバーグ、ジョージ・ルーカス/音楽:ジョン・ウィリアムズ/出演:ハリソン・フォード、フィービー・ウォーラー=ブリッジ、アントニオ・バンデラス、ジョン・リス=デイヴィス、マッツ・ミケルセン/配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン