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MAY 15, 2023 劇場公開作

『コーダ あいのうた』のオスカー俳優が手がけた感動作『裸⾜になって』7・21公開!言語を超えた圧倒的ダンスに胸熱

『コーダ あいのうた』(22)でろう者の俳優として初めてのアカデミー助演男優賞を受賞したトロイ・コッツァーが製作総指揮を務めた感動作『裸⾜になって』の日本公開が2023年7 ⽉ 21 ⽇(⾦)に決定し、本予告編とポスタービジュアルが解禁された。

<Story > 本作の舞台は、北アフリカのイスラム国家アルジェリア。内戦の傷が癒えきらぬ不安定な社会の中でバレエダンサーになることを夢⾒るフーリアは、貧しくもささやかな⽣活を送っていた。だがある夜、男に階段から突き落とされ⼤怪我を負い、踊ることも声を出すこともできなくなってしまう。全てを失い、死んだも同然の抜け殻となったフーリア。そんな失意の中、彼⼥がリハビリ施設で出会ったのは、それぞれ⼼に傷を抱えたろう者の⼥性たちだった。「あなたダンサーなのね。わたしたちにダンスを教えて」…その⼀⾔から始まったダンス教室で、フーリアはまた再び“⽣きる”情熱を取り戻していく。

<Introduction> 抑圧された社会の中で、⼿を携えて⽴ち上がる⼥性たちとの交流を通じて“尊い慈愛”と“⽣きる⼒強さ”を瑞々しく描いた本作。⼿話をモチーフにした主⼈公フーリアのコンテンポラリーダンスは、⾔語の壁を超えた⾁体表現として、どんな台詞よりも雄弁に私たちにその想いを訴えかける。メガホンをとったのは第 72 回カンヌ国際映画祭「ある視点」部⾨に出品された『パピチャ 未来へのランウェイ』のムニア・メドゥール監督。主⼈公フーリアを体当たりで演じたのは、ウェス・アンダーソン監督『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』でキュートな存在感を放ったアルジェリア出⾝の新星リナ・クードリ。そして、製作総指揮を『コーダ あいのうた』でろう者の俳優として初めてのアカデミー助演男優賞を受賞したトロイ・コッツァーが務めた。

本作の脚本も⼿がけたメドゥール監督は「アルジェリア社会を舞台に、現代の問題や、⼈間と⾔語の豊かさをもっと掘り下げたいという気持ちがあった」と語る。北アフリカのイスラム国家であるアルジェリアは 1990 年代に“暗⿊の⼗年”と呼ばれる内戦が勃発、その治安回復と同時に膨⼤なテロ事件が起き、20 年以上が経った今でも癒えない傷が⼈々の⼼に隠されているのだ。

「映画『裸⾜になって』では、事故による変化に苦しむ若いダンサーの物語を語ることで、現在のアルジェリアの歴史に再び踏み込むことにした。私は元々、ドキュメンタリー映画出⾝だから、映画でフィクションに書き直すために、⾃分の記憶の奥や体験に迫るのが好きなの。私⾃⾝、事故でかかとを複雑⾻折した後、しばらく動けず、⻑いリハビリをしたことがあって、孤独や寂しさ、障害、そして何よりも再起について語りたいと思っていたのよ」と明かし、「フーリアは再⽣して、最終的にはもっと強い⼥性、つまり彼⼥⾃⾝になる。耐えることにより偉⼤になったフーリアのヒロイン像は、傷つきながらも⽴ち上がるアルジェリアのイメージを想像して出来上がったわ」とコメントしている。

<Staff&Cast> 製作総指揮:トロイ・コッツァー/監督: ムニア・メドゥール/出演: リナ・クードリ、ラシダ・ブラクニ、ナディア・カシ/原題:HOURIA/99 分/フランス・アルジェリア/カラー/シネスコ/5.1ch デジタル/字幕翻訳:丸⼭ 垂穂/配給:ギャガ  公式 サイト:https:// gaga.ne.jp/hadashi0721

©THE INK CONNECTION – HIGH SEA – CIRTA FILMS – SCOPE PICTURES FRANCE 2 CINÉMA – LES PRODUCTIONS DUCH’TIHI – SAME PLAYER, SOLAR ENTERTAINMENT

映画『裸足になって』は7 ⽉ 21 ⽇(⾦)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国順次ロードショー

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