シモキタ・エキマエ・シネマ「K2(ケーツー)」にて、スタイリストの梶雄太が今の気分でセレクトした映画を上映する、一夜限りのオールナイト映画まつり『カジユ・デュ・シネマ/Kajiyu du cinema』を2月25日(土)に開催。当日はオリジナルTシャツ販売のほか、古着屋出店、梶雄太による「映画占い」、クラフトビール・珈琲販売も同時開催する。(『カジユ・デュ・シネマ/Kajiyu du cinema』のeはアキュートアクセント)
本イベントは、「旧作映画の”古着的”な復興」をテーマとした映画文化振興の観点で企画を立案、物心着いた頃から映画に魅了され、クエンティン・タランティーノ監督を敬愛するスタイリスト・梶雄太氏をキュレーターに迎え、他に類を見ない全く新しい映画上映の形として今見るべき映画作品をセレクト。
梶雄太氏が長年の映画愛をもってして今の気分でコーディネートしたのは、うだつの上がらないシベリアのバンド・レニングラード・カウボーイズが極寒のツンドラ地帯からアメリカ、メキシコへと音楽の旅路をシュールなコメディタッチで描いたロードムービー『レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(89)』、フィリップ・ガレル監督の息子ルイ・ガレルを主演に、モノクロの繊細なタッチで描かれるラブストーリー『ジェラシー(13)』、ハリウッド、ラスベガスと開放的なアメリカ西海岸を舞台に、クリスチャン・ベイル演じる迷える脚本家と6人の美しい女性との出会いと別れを描いたヒューマンドラマ『聖杯たちの騎士(15)』の3作品。
さらに同時上映として、トレンチコート発祥のブランド「AQUASCUTUM」が運営するオウンドメディア「&AQ」にて公開された梶雄太氏監督・脚本の短編ムービー『We are always with you』を特別上映。深夜から明け方にかけて、作品世界とオーバーラップするようにラインナップされた3作品+1短編ムービーをオールナイトで体感する初の試みとなる。
また、会場となる(tefu) lounge 2階では、梶雄太氏ディレクションによるイベントのオリジナルTシャツ販売ほか、出張古着屋や梶雄太氏自ら対面で行なう映画占い、そして、クラフトビールやコーヒーの販売など、同時開催のイベントを企画。古着や映画占いだけの参加も可能とのこと。
【上映作品】※上映順
●特別上映『We are always with you』Presented by AQUASCUTUM 監督:梶雄太/2022年制作・配信/9分
●『レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ』 監督:アキ・カウリスマキ/1989年製作・1990年公開/78分 配給 ユーロスペース
●『ジェラシー』 監督:フィリップ・ガレル/2013年製作・2014年公開/77分/配給 ビターズ・エンド
●『聖杯たちの騎士』 監督:テレンス・マリック/2015年製作・2016年公開/118分/配給 東京テアトル
イベントの詳細はこちら:https://k2-cinema.com/event/title/209