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OCT 05, 2022 イベント

『アバター』最新作の特別映像を引っ提げジェームズ・キャメロンの盟友ジョン・ランドー来日!「劇場の大きなスクリーンで観るべき作品」

映画業界に革命をもたらしたジェームズ・キャメロン監督渾身のSFアドベンチャー超大作『アバター』から13年。さらにスケールアップした映像体験が期待させる最新作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の日米同時公開(12/16)が決定し、今月4日にいち早く来日を果たしたプロデューサーのジョン・ランドー氏が、フッテージ映像とともにプレゼンテーションを行った。

映画『アバター』プロデューサーのジョン・ランドー 氏
プロデューサーのジョン・ランドー 氏

20世紀フォックス映画の副社長時代、『トゥルー・ライズ』(1994)を配給したことをきっかけに親交が深まり、以来、プロデューサーとして『タイタニック』『アバター』シリーズなど、25年にわたりキャメロン監督の右腕として映画界に革命を起こしてきたランドー氏。「今回の作品は、最も普遍的なテーマである“家族の絆”を描いています、さまざまな犠牲を払いながら、彼らはどのように困難を乗り越えていくのか、そして十代の子供たちが自らのアイデンティティーを探しながら、この世界にどうやって生き抜いていくのか。これからお見せするフッテージ映像が少しでもヒントになれば」と期待を持たせた。

そして、スクリーンに映し出された約22分の圧巻の3D映像(この日の会場は、都内・丸の内ピカデリー)…。上映が終わると、会場から自然と拍手が湧き起こり、期待を裏切らぬ完成度の高さを実感。再び舞台に登場したランドー氏は、「前作で学んだ全ての技術をグレードアップしながらこの作品に注ぎ込みました。特にこだわったのがカメラ。今回はパフォーマンスをより精密に表現するために、2台のハイデフィニションカメラを採用しています」と新たな挑戦を明言。「このフッテージ映像を体験しただけでもおわかりいただけたと思いますが、本作は、絶対に劇場の大きなスクリーンで観るべきです!」と自信をのぞかせた。

映画『アバター』プロデューサーのジョン・ランドー 氏

また、最新技術へのこだわりだけでなく、俳優たちの挑戦も「過酷を極めた」と述懐するランドー氏。水中で悠々と泳ぐシーンのパフォーマンス・キャプチャを俳優が自ら演じているのだ。これについてランドー氏は、「俳優たち自らが水中パフォーマンスに挑戦することは、とても重要なことでした。水に潜り、息を止めながら自然に演技ができるようになるまで、約2ヶ月間、インスタラクターの指導のもと、徹底的にトレーニングを積み上げました。仕上げは、ハワイの熱帯雨林や海洋でのリハーサル。こうした訓練と体験が彼らのパフォーマンス・キャプチャに生きていると思います」と強調。「最終的には、ケイト(ウィンスレット)は7分、シガニー(ウィバー)は6分くらい水中で過ごすことができるようになりました。彼女たちのおかげで、まるでパンドラの世界を経験しているような素晴らしい映像が撮れたと思います」と俳優たちの健闘を称えた。(取材・文・写真:坂田正樹)

映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は12月16日(金)より日米同時公開。

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