レスリー・チャン(張國榮)没後20周年、さらに映画公開30年周年の今年、1993年カンヌ国際映画祭にてパルム・ドールを受賞した不朽の名作が『さらば、わが愛/覇王別姫 4K』としてスクリーンに蘇る。
<Introduction> 中国映画界第5世代の名匠チェン・カイコー監督が、京劇の古典「覇王別姫」を演じる2人の京劇俳優・程蝶衣と段小樓の愛憎を1925年から文化大革命時代を経て50年に渡る中国の動乱の歴史を背景に、圧倒的なスケールと映像美で描く一大叙事詩『さらば、わが愛/覇王別姫。レスリー・チャン主演、中国を代表する女優コン・リーと俳優チャン・フォンイーの共演で話題を呼び、特に女形の程蝶衣役を狂おしいほどの妖艶さで演じたレスリーに魅了される観客が続出した。
今回解禁となった予告編では、京劇の俳優養成所で出会い支え合いながら成長し大スターとなった程蝶衣(レスリー)と段小樓(チャン)の前に段小樓の結婚相手として娼婦の菊仙(コン)が現れたことから程蝶衣が嫉妬に狂う様子など、運命に翻弄される愛の物語が描かれている。併せて解禁となったポスタービジュアルは、レスリー・チャンの美しい横顔と共に、“夢のような永遠の一瞬をあなたと歩んだ”というキャッチコピーが配された。今まさにカンヌ国際映画祭の真っ只中ですが、30年前の同映画祭(第46回)にて本作は、中国語の映画として史上初めてパルム・ドールを受賞する快挙を成し遂げている。その4K版が2023年7月28日(金)よりワールドプレミアとして日本公開される。
<Story> 京劇の俳優養成所で兄弟のように互いを支え合い、厳しい稽古に耐えてきた2人の少年。成長した彼らは、程蝶衣(レスリー)と段小樓(チャン・フォンイー)として京劇の古典「覇王別姫」を演じるなど一躍スターに。女形の程蝶衣は覇王を演じる段小樓を秘かに愛していたが、娼婦の菊仙(コン)と結婚してしまう…。
<Satff&Cast> 監督:チェン・カイコー(陳凱歌)/出演:レスリー・チャン(張國榮)、チャン・フォンイー(張豊毅)、コン・リー(鞏俐)/配給:KADOKAWA 公式サイト:https://cinemakadokawa.jp/hbk4k/