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FEB 24, 2023 インタビュー

渡辺謙、ドキュメンタリー映画『ただいま、つなかん』語りへの熱量に監督も感嘆

<Introduction>

いよいよ今月下旬より東京・仙台を幕開けに全国順次公開が始まるドキュメンタリー映画『ただいま、つなかん』。公開を目前に、語りを務めた俳優・渡辺謙と風間研一監督のインタビュー映像が解禁された。

語りを担当した渡辺謙

赤ペンでびっしり書き込まれた真っ赤な台本を持参し風間監督を驚かせ、収録中にも意見を交わしながら、ともに本作を完成に導いた渡辺。そんな熱のこもった収録直後に行われたインタビューでは、語りを受けるに至った理由から、菅野夫妻や気仙沼への思いなどを、あの日から重ねてきた時間を噛みしめるかのように語られている。

本作品は、宮城県気仙沼市唐桑半島にある「民宿つなかん」とその仲間たちの、 3.11 からコロナ禍まで10 年以上に及ぶ歳月を追いかけたテレビ報道発のドキュメンタリー映画。震災から 12年目を迎える 3.11 に向け全国で公開劇場が続々決定するなど注目を集め、公開予定館は現在、公開前にして異例の早さで 39 館が決定している。

<内容紹介>

宮城県気仙沼市唐桑半島 鮪立(しびたち)、美しい入江を見下ろす高台にある民宿「唐桑御殿 つなかん」。100 年続く牡蠣の養殖業を営む菅野和享さんと一代さん夫妻は、東日本大震災当時、津波により浸水した自宅を補修し、学生ボランティアの拠点として開放、半年間で延べ 500 人を受け入れてきた。若者たちに「つなかん」と呼ばれたその場所は夫妻の「皆がいつでも帰ってこられるように」との思いから、2013 年の秋に民宿に生まれ変わる。女将となった一代さんは、自慢の牡蠣やワカメを振る舞い、土地の魅力を自ら発信。そんな「つなかん」に引き寄せられるかのように、次々とこの地に移り住む元ボランティアの若者たち。彼らは海を豊かにする森を育てたり、漁師のための早朝食堂を営んだり、移住者のサポート体制を整えたりと、地域に根ざしたまちづくりに取り組み始める。

復興のその先を見つめる一代さんと若者たち。そんなある日、海難事故が発生。養殖業を廃業し、閉じこもりがちになった一代さんを思い、全国各地から「つなかん」に集まってくる元ボランティアや仲間たち。涙なみだの時を経て、民宿は再開。いつしか若き移住者たちは新しい命を授かり、地域を担う立場となっていく。そして、コロナ禍による民宿存続の危機の中で迎えた 2021 年3月 11 日。震災から 10 年という節目を機に、一代さんは大きな一歩を踏み出そうとしていた。

<Staff&Cast>

語り 渡辺謙/監督 風間研一/音楽 岡本優子/ゼネラルプロデューサー 齋藤隆平/プロデューサー 柴﨑木綿子/編集 井上秀明/配給宣伝協力 ウッキー・プロダクション/宣伝協力 リガード/製作著作:文化工房/2023 年/115 分/16:9/カラー/DCP/日本/ドキュメンタリー/⽂部科学省選定(⻘年向き・成⼈向き)/HP:https://tuna-kan.com /

2月24日(金)宮城・フォーラム仙台&2/25(土)東京・ポレポレ東中野にて劇場公開!ほか全国順次公開

©2023 bunkakobo


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