第80回ゴールデングローブ賞では作品賞(ドラマ部門)、監督賞のダブル受賞を果たし、 第95回アカデミー賞®では、作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞、 脚本賞、作曲賞、美術賞の主要7部門でノミネーションされ、オスカー最有力候補として期待が高まる巨匠スティーヴン・スピルバーグ監督の自伝的作品『フェイブルマンズ』。このたび、3月3日の日本公開に合わせ、監督を務めたスピルバーグを始め、主人公・サミー役のガブリエル・ラベル、サミーの母・ミッツィを演じたミシェル・ウィリアムズ、父・バートを演じたポール・ダノ、バートの親友でフェイブルマンズ家とも親交が深いベニーおじさん役のセス・ローゲン、ミッツィのミステリアスな叔父・ボリスおじさん役のジャド・ハーシュなど豪華俳優陣がキャスティング秘話や撮影時のエピソードについて語る特別インタビューやメイキング映像が収められた貴重な特別映像が解禁された。
開口一番、自身の母親、リア・アドラーをモデルとした芸術を愛する才能豊かな音楽家ミッツィのキャスティングについて、スピルバーグは「母親役を決める際、数人の顔が浮かんだ。その一人がミシェル・ウィリアムズだ。彼女の雰囲気に懐かしさを覚えた」と、自身が不思議と感じた直感について語る。先日の第95回アカデミー賞®で主演女優賞へノミネートされ、今回スピルバーグ組へ念願の初参加となったミシェルは、自身が演じた役どころについて「センスがよくて自分をよく分かってる。ミッツィの持つエネルギーや勇気に感化された」と話し、家族や子供たちを守るためにピアニストの夢を諦めるものの、その奔放な性格や自由な感性でサミーの映画作りに強い影響を与えたミッツィについて分析。
また、コンピューター・デザイナーの先駆者である父親アーノルド・スピルバーグをモデルとしたバートを演じたポール・ダノについては、「ポールはすばらしい俳優だ。役に入り込み、私の父になりきれると思った」とその演技力を絶賛!ほかにも、サミー役にオーディションで大抜擢された期待の新星ガブリエル・ラベルや、本作のキーパーソンとも言えるバートの会社の同僚かつ親友で、フェイブルマン一家ともかなり親交の深いベニーおじさん役を演じるセス・ローゲン、さらには強烈な個性を炸裂させるボリスおじさんを演じ、ミシェルと同じく第95回アカデミー賞®で助演男優賞にノミネートされたジャド・ハーシュも登場。ミシェルが「ミシェルが「監督の指導のおかげで俳優として成長できた。常に寄り添ってくれる最高の監督よ」と語る通り、それぞれがスピルバーグへのリスペクトとともに本作への参加に喜びを溢れさせている。
<Staff&Cast>
監督・脚本:スティーヴン・スピルバーグ/脚本:トニー・クシュナー/音楽:ジョン・ウィリアムズ/衣装:マーク・ブリッジス/美術:リック・カーター/編集:マイケル・カーン、サラ・ブロシャー/撮影:ヤヌス・カミンスキー/原題:The Fabelmans/配給:東宝東和/上映時間:151分/公式HP:https://fabelmans-film.jp/
2023年3月3日(金)より全国公開
© Storyteller Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.