Netflixオリジナルシリーズとして製作され、大胆かつ挑戦的な内容で社会現象を巻き起こした大ヒットドラマ『全裸監督』に待望のシーズン2が完成!同シリーズを大ヒットに導いた武正晴総監督に、 本作の見どころと共に、撮影の舞台裏や現在の撮影環境などについて赤裸々に語っていただいた。
<Introduction>
00:55 総監督をやることになった経緯は? 03:37 この企画を実現したNetflixに思うこと 06:23 シーズン2はコロナとの闘いでもあった 09:05 村西とおるをどう描きたかったのか 12:00 山田孝之をどう撮るかが勝負だった 14:10 どう観せるかを徹底追求 16:13 武監督がこれから目指す領域 19:54 武監督プロフィール
<武正晴/プロフィール>
1967年生まれ、愛知県名古屋市出身。 明治大学文学部演劇学科卒業後、フリーの助監督として工藤栄一、石井隆、崔洋一、中原俊、井筒和幸、森崎東らの作品に参加。チーフ助監督として、『ホテル・ハイビスカス』(02/中江裕司監督)、『パッチギ!』(04/井筒和幸監督)、『嫌われ松子の一生』(06/中島哲也監督)などに携わる。『ボーイ・ミーツ・プサン』(07)で長編作品監督デビュー後、『カフェ代官山』シリーズ(08)、『EDEN』(12)、『イン・ザ・ヒーロー』『百円の恋』(14)、『嘘八百』『銃』(18)『アンダードッグ』(20)などを発表。『百円の恋』で第39回日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞。
<作品概要>
鬼才・村西とおるの半生をベースに、破天荒でアグレッシブな村西の底辺からの成り上がりを描いた『全裸監督』シーズン1から一転。時代はバブルが崩壊する1990年代に突入し、我が世の春を謳歌していた村西の次なる冒険と転落をパワフルに描き出す。主演はもちろんシーズン1でエネルギッシュなカリスマ性を存分に発揮した山田孝之。シーズン2では「衛星放送に挑戦する」という早すぎた夢の実現に乗り出し、やがて時代から見捨てられていく男の妄執を演じ切る。シーズン1とは別種の孤独と暴走をはらんだ凄まじい熱演に、見る者は言葉を失うに違いない。