是枝裕和監督率いる映像制作者集団「分福」で研鑽を積んだ新鋭・川和田恵真監督が念願の長編映画デビューを果たした『マイスモールランド』(全国順次公開中)。クルド人の少女が “自分の居場所(アイデンティティー)”に悩み苦しみながらも成長していく姿を描いた本作は、『ドライブ・マイ・カー』で世界の注目を集めた美術監督・徐賢先(ソ・ヒョンソン)によって、物語に溶け込んだリアリティーあふれる情景や空間を生み出した。
今回、美術手帖(ウェブ版)さんのオファーを受け、当サイト編集長・坂田正樹がライターとして徐美術監督をインタビュー。「在日クルド人のありのままの暮らしを再現した」という彼女のプロフェッショナルな仕事ぶりにスポットを当てる。
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徐賢先(ソ・ヒョンソン)
1981年生まれ。主な作品に『あゝ、荒野』前後篇(2017、岸善幸監督)、『夜明け』(2019、広瀬奈々子監督)、『まく子』(2019、鶴岡慧子監督)、『ドライブ・マイ・カー』(2021、濱口竜介監督)、『偶然と想像』(2021、濱口竜介監督)などがある。
マイスモールランド
監督・脚本:川和田恵真
出演:嵐莉菜、奥平大兼、平泉成、藤井隆、池脇千鶴、アラシ・カーフィザデー、リリ・カーフィザデー、リオン・カーフィザデー、韓英恵、サヘル・ローズほか 配給:バンダイナムコアーツ
日本劇場公開:2022年5月6日より新宿ピカデリーほか全国順次公開
公式HP:mysmallland.jp
©︎2022「マイスモールランド」製作委員会