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APR 23, 2024 インタビュー

京本大我、ミュージカルは戦いの場!「第77回トニー賞授賞式」WOWOW特番スペシャルサポーターへの意気込み語る

来る6月17日<月>(日本時間)、WOWOWにて「第77回トニー賞授賞式」を生中継!同賞に関連する番組スペシャル・サポーターに就任した京本大我(SixTONES)が、特別番組『京本大我 ハロー・トニー!』(4月28日<日>午後5:00より放送・配信)への意気込み、そして自身も舞台に立つエンタティナーとしての熱い思いを語った。

特別番組「京本大我 ハロー・トニー!」は、「第77回トニー賞授賞式」の番組スペシャル・サポーターを務める京本ナビゲートのもと、ブロードウェイの歴史やトニー賞の魅力などを現地VTRやクイズで紹介。ミュージカルの観劇ビギナーのみならず舞台ファンにとっても興味深い内容を盛り込んだ、トニー賞を楽しむための”How to(ハウツー)”を京本と一緒に楽しく学んでいく番組。インタビューでは番組への意気込みとともに「トニー賞」や「ミュージカル」への熱い思い、「第77回トニー賞授賞式」のスタジオで共演するミュージカル俳優の井上芳雄や宮澤エマの印象なども語っている。

なお京本は、『京本大我 ハロー・トニー!』でナビゲートを担当するほか、現在WOWOWオンデマンドで配信中の『第77回トニー賞 出演者決定スペシャル』や、5月25日(土)放送・配信の『第77回トニー賞 直前スペシャル』にも出演。本番となる「第77回トニー賞授賞式」の生中継では、番組スペシャル・サポーターを務める。

■京本大我インタビュー

――6/17放送の「生中継!第77回トニー賞授賞式」にスペシャル・サポーターとして初出演されます。お話を受けた時の心境はいかがでしたか?

京本:初めてミュージカルに出させていただいてから10年近くなるとは言え、作品数も少なく、自分としてはまだまだ未熟者という意識でいるなか、今回の番組に参加させていただくことになりました。これまで日本のミュージカル作品はたくさん観て来ましたが、この出会いによってもっとグローバルな意識で観られるんじゃないか、一気に視野が広がるんじゃないか、そんな期待が募る、素敵なきっかけをいただけたと感じています。

トニー賞受賞作の来日公演や日本版を観る機会はこれまでもありましたが、残念ながらまだ本場に足を運んだことがないので、番組でトニー賞の空気感を体験出来るのはとても嬉しいです。ブロードウェイについては今、少しずつ学んでいるところで、発見がたくさんありますね。良い意味でハードルが下がって来ていて、プライベートでももっと気軽に訪れて、ラフな気持ちでいろんな作品を観てみたいという気持ちが強まっています。

――トニー賞授賞式の特色であるパフォーマンスについてはどのような印象をお持ちですか?

京本:自分が出演した作品、『ニュージーズ』とか、日本版を鑑賞した『マチルダ』などのトニー賞でのパフォーマンスはやっぱり思い入れがありますし、印象深いですよね。授賞式でのパフォーマンスは本番の空気が伝わって来て、日本版とこんなところが違うんだ!などの発見もあって、見応えがあるなと思います。

――トニー賞を受賞した作品の日本版をご覧になる機会が多いのでしょうか。

京本:そうですね。とくにトニー賞受賞作だから、という意識で観に行っているのではなくて、パンフレットを読んで結果的に「トニー賞を受賞した作品なんだ」と知ることが多いです。宣伝のキャッチコピーで見る機会も多いですし、それだけでもトニー賞の偉大さを感じます。今年受賞する作品は、まだ僕らには馴染みのないものもあると思うので、それを番組で先取り出来ることが嬉しいです。

――これまでご覧になったトニー賞受賞作品で、印象に残っているものは?

京本:日本版で言うと、小池徹平くんが出ていた『キンキー・ブーツ』。あと『ハミルトン』は配信で何度も観ましたね。ものすごく早口で物語を紡いでいく展開が斬新で、これは日本でも観たことがない、カッコいいなと感じました。普段の僕らのグループ活動にも活かせそうなカリスマ感というか、インパクトのある演出でしたね。ミュージカルでもこういう曲調はありなんだなといった発見があって、出来ることなら劇場で観たい!と、憧れがますます強まりました。

――「トニー賞授賞式」で番組ナビゲーターを務められる井上芳雄さんとは『エリザベート』で共演されました。どのような印象をお持ちですか?

京本:ミュージカル界において、ずっと先頭を走ってくださっている方…と言うとおこがましいかもしれませんが、若手の僕らにとって……、まあ僕ももうすぐ三十になるので若手と言えない年齢になって来ましたけど(笑)、僕らや次の世代のミュージカルを志す人にとっては、芳雄さんの作品への向き合い方は本当に一流で、真似したいし、盗みたいけど、追いつける存在では決してない。だからこそ、ずっと先頭を走っていていただきたいなと。芳雄さんや山崎育三郎さんといった先輩方が映像の仕事も両立させて活躍していらっしゃるおかげで、僕らの道が開けて来ている、そんなふうに嬉しく思っています。

――今回の番組での共演も楽しみですね。

京本:そうですね。「よろしくお願いします」とメールをお送りしたら、会えるのを楽しみしているといったお返事をくださいました。あと、今年の『モーツァルト!』に出させていただくのですが、その出演が決まってからまだお会い出来ていないので、そのご相談もしたいなと(笑)。いつも素敵なアドバイスをくださるので、遠慮なく頼らせていただいています。この番組では、僕自身はトニー賞について視聴者の皆さんと一緒に学んでいければと思っているので、自主的に勉強しつつ、その場で学んでいけることがたくさんあればいいなと思っています。芳雄さんを頼りながらも、僕に任されたところはしっかりと務めを果たす、そんなふうにバランス良くやっていけたらと思います。

――「トニー賞授賞式」では宮澤エマさんも番組ナビゲーターを務められます。初共演になりますか?

京本:はい。『ピピン』など、いろいろ出演されていた作品を観させていただいています。ドラマでも活躍されていますし、今回やっとお会い出来るのは光栄ですね。いろんな役柄に挑戦されていて、それをしっかりご自身に落とし込んで素敵に演じられているので、たくさんの引き出しやセンスをお持ちなんだろうなとリスペクトしています。

――SixTONESの活動もある中で、ミュージカルの舞台は京本さんにとってどのような場所でしょうか。

京本戦いの場ですね。試練と言いますか。決して自分の得意分野ではないので、毎回もがいています。いつも体調を崩しかけるんですが、そういった体も心も含めた自分の弱さが、10年前に比べれば年々強くなって来ていると思います。作品の魅力を伝えることで皆さんに希望を届けたいのはもちろんのこと、自分自身もやるたびに何かを得て、強くなっていっている感覚があるので。だからこそ挑戦し続けたいです。拍手やスタンディングオベーションなど皆さんから直接伝わる熱量が僕らの活力になりますし、生の空間だからこその緊張感がやみつきになるので、今後も立ち続けたいと願っています。

――最後に、「第77回トニー賞授賞式」の特別番組として4/28(日)午後5時に放送・配信される「京本大我 ハロー・トニー!」の見どころを教えてください。

京本:この番組ではナビゲーターとして番組を進めるという貴重な経験をさせていただき、本当に光栄に思います。ミュージカルやトニー賞についてまったく知らない方にも、クイズ形式でその魅力や歴史を分かりやすく紹介しているので、とても楽しめる内容になっています。僕もクイズの答えに驚いて(笑)、すごく勉強になりました。6/17の生中継がより楽しめると思いますので、4/28の「京本大我 ハロー・トニー!」もぜひご覧ください!

WOWOW「第77回トニー賞授賞式」関連番組

『京本大我 ハロー・トニー!

4/28(日)午後5:00~ WOWOWライブで放送/WOWOWオンデマンドで配信/出演:京本大我(SixTONES)※放送・配信終了後アーカイブ配信あり 

「第77回トニー賞 出演者決定スペシャル」

WOWOWオンデマンドで配信中/随時リピート放送あり/出演:井上芳雄、宮澤エマ、京本大我(SixTONES)

「トニー賞がやってくる!」(無料放送)

5/11(土)午後3:45~ WOWOWプライムで放送/WOWOWオンデマンドで配信 ※放送・配信終了後アーカイブ配信あり

「第77回トニー賞 直前スペシャル」

5/25(土)午後1:30~ WOWOWライブで放送/WOWOWオンデマンドで配信/出演:井上芳雄、宮澤エマ、京本大我(SixTONES)※放送・配信終了後アーカイブ配信あり

「生中継!第77回トニー賞授賞式」

6/17(月)生中継 [同時通訳版] WOWOWプライムで放送/WOWOWオンデマンドで配信/ナビゲーター:井上芳雄、宮澤エマ/スペシャル・サポーター:京本大我(SixTONES)※放送・配信終了後アーカイブ配信あり

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