<Making> 黒沢清監督×柴咲コウ(主演)がタッグを組んだリベンジ・サスペンス『蛇の道』が現在絶賛公開中。小夜子(柴咲)とアルベール(ダミアン・ボナール)が事件に関与する財団の関係者を拉致する重要なシーンの撮影風景を収めたメイキング映像が解禁された。冒頭、柴咲とダミアンは英語でコミュニケーションを交わし、段取りを確認する様子が伺える。人が入っていると思わしき袋を引きずりながら、二人が草原を駆け抜けていくワンシーンはオリジナル版を想起させるが、舞台がフランスに変わったことによりスケールアップし、天候も相まってより不気味な雰囲気を醸し出している。
演出中の黒沢清監督
<Synopsis> 本作は、今や巨匠となった黒澤監督が、Vシネマ全盛時代に制作した同タイトル作を、フランスを舞台にセルフリメイクしたリベンジ・サスペンス。愛娘を何者かに殺されたアルベール・バシュレ(ダミアン)は、パリで働く日本人の心療内科医・新島小夜子(柴咲)の協力を得ながら犯人探しに没頭、復讐心を募らせていく。だが、事件に絡む元財団の関係者たちを拉致監禁し、彼らから重要な情報を手に入れたアルベールの前に、やがて思いもよらぬ恐ろしい真実が立ち上がってくる。アルベールの娘は、誰に、なぜ、殺されたのか。事件の思いがけない首謀者とは?国境を越えた<徹底的復讐>の先に待ちうける真実とは…
<Staff&Cast> 出演:柴咲コウ、ダミアン・ボナール、マチュー・アマルリック、グレゴワール・コラン、西島秀俊、ヴィマラ・ポンス、スリマヌ・ダジ、青木崇高/監督・脚本:黒沢清/原案:『蛇の道』(1998 年大映作品) /製作:CINEFRANCE STUDIOS KADOKAWA/製作国:フランス、日本、ベルギー、ルクセンブルク/113 分/配給:KADOKAWA/公式サイト:https://movies.kadokawa.co.jp/hebinomichi/
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