真田広之vs.ドニー・イェン夢の競演！『ジョン・ウィック』最新作は世界に誇るアジアの2大レジェンドがタイマン勝負!!

大ヒット公開中のシリーズ 第4弾『ジョン・ウィック：コンセクエンス』で、さらにパワーアップしたジョン・ウィック演じるキアヌ・リーブスに加え、ジョンを追い詰める盲目の刺客ケイン役に香港が誇るアクションスター、ドニー・イェン、ジョンを匿う旧友シマヅ役に日本が誇るアクションスター、真田広之と、アジアの2大レジェンドが集結。ジョンを巡って二人がタイマンを張るシーンがファンを歓喜させている。

＜Focus Points＞　本作のプロデューサー、ベイジル・イヴァニクは、ケイン役について、「ジョン・ウィックでも勝てない、と思える俳優を起用したかった。ドニーは盲目でもジョンと互角に渡り合い、細部にこだわった演技ができる稀有な俳優の一人だ」と語っているが、『ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー』で類似したキャラクターを演じたこともあり、当初、ドニーはケイン役に躊躇したという。だが、「ケインが相手の攻撃にどうやって反応するのか、そこに挑戦してみたくなった」というドニーは、前向きに役づくりに取り組み、「（一人娘を人質にとられ、旧友のジョンと闘わなければならないことに葛藤する）ケインを複雑で人間らしいキャラクターにしたかった。同時に、盲目でも何十人もの敵と戦える達人として、目が見えないことと、それをカバーする身体能力の高さをバランスよく表現することが難しかった」と振り返る。

また、ケインの外観についてドニーは、「スティーヴ・マックィーンとブルース・リーをミックスしたような存在だと思っている。ファッション定的には、黒ネクタイと細身のスーツを着ている映像（『燃えよドラゴン』だろうか？）があって、クラシックでカッコいい見た目を参考にした」とも。ドニーの熱狂的ファンを公言するキアヌとチャド・スタエルスキ監督は、「伝説」「神話」の域に達したスターとして崇めている。

一方、ジョンを追っ手から守る大阪コンチネンタルホテルの支配人シマヅについてキアヌは、「友情と犠牲に彩られた兄弟分のような存在。ケインと共にシマヅも暗殺者から足を洗ったはずだったが、（ジョンを巡る攻防の中で）守らなければならない娘がいるんだ」と説明する。この役を真田に託した経緯についてプロデューサーのイヴァニクは、「ドニーと双璧を成す重みのある日本人俳優を探し、真田に行き着いた。2人の伝説的アクションスターを同画面に並べてみたかったんだ」と語る。

真田自身はシマヅについて、「彼は逃げ場を失くしたジョンの最後の友人。シマヅ、ケインと共に育ち、訓練を受けた兄弟のような関係だからこそ、そこに大きな葛藤が生まれる」と複雑な感情を指摘。スタエルスキ監督も、「彼らを多面的な人物として描きたかった。その過去については詳しく触れず、観客に想像で空白を埋めてもらう方がいいと思った。これは誰も知ることができない裏の世界の物語で、彼らはそこの住人だからね」と付け加える。

そして、映画の前半最大の見せ場である二人の対決シーンについてスタエルスキ監督は、「こちらで用意した振り付けもアイデアもあったけれど、結局、彼らが即興で凄くうまくやってくれて、現場は『もういいや、俺たちは黙ろう、まかせるよ』という感じだったね」と楽しげに述懐した。ジョンの暴れっぷりもさることながら、ドニーvs.真田のタイマン勝負、これを観ずしてアクション映画は語れない。

＜Story＞　裏社会の掟を破り、粛清の包囲網から生還した伝説の殺し屋ジョン・ウィック（キアヌ）は、地下に身を潜めながら、全てを牛耳る組織・主席連合から自由になるために立ち上がった。組織内での勢力拡大を狙う若き高官、グラモン侯爵（ビル・スカルスガルド）は、これまで聖域としてジョンを守ってきたニューヨークのコンチネンタルホテルを爆破、ジョンの旧友でもあった盲目の達人ケイン（ドニー）を強引に引き入れ、ジョン・ウィック狩りに乗り出す。そんな中、日本の友人シマヅ（真田）の協力を求めてジョンが大阪のコンチネンタルホテルに現れる…。

＜Staff&Cast＞　監督：チャド・スタエルスキ／出演：キアヌ・リーブス、ドニー・イェン、ビル・スカルスガルド、ローレンス・フィッシュバーン、真田広之、リナ・サワヤマ、イアン・マクシェーン ほか／配給：ポニーキャニオン／2023／アメリカ／英語／シネスコ／5.1ch／原題：JOHN WICK:CHAPTER4　　公式サイト：johnwick.jp

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映画『ジョン・ウィック：コンセクエンス』は公開中