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MAY 22, 2023

AKB48 下尾みう、映画初主演作『美男ペコパンと悪魔』に共感!「人を愛する力って偉大」

映画初主演の下尾みう Ⓒ2023映画「美男ペコパンと悪魔」製作委員会(ヴィクトル=マリー・ユーゴー著)

『レ・ミゼラブル』などで知られる文豪ヴィクトル・ユーゴーのダークファンタジー小説を最新CG技術を駆使して実写化した映画『美男ペコパンと悪魔』(6/2公開)で、異世界を冒険する主人公ペコパン/隼人(阿久津仁愛)の相手役ボールドゥール/亜美役を演じたAKB48の下尾みう。1人2役で阿久津と共に映画初主演を飾った下尾が、本作への思い、撮影時の思い出などを素直に語ったオフィシャルインタビューを紹介する。

<Story> 狩りの名手でもあるゾンネック城主のペコパン(阿久津)はファルケンブルグ城主の娘、ボールドゥール(下尾)と婚約する。婚礼を3日後に控えた日、ペコパンは狩りに出るのだが、その狩りの腕前が宮中伯に認められ、どんどんと出世をしていつしか世界中を旅することに。婚礼のためボールドゥールの待つ城へ一刻も早く戻らねばならぬペコペンは、その意とは真逆にどんどんと城から遠ざかっていく。襲いかかる異形のクリーチャーたちと対峙して途方に暮れている時、悪魔アスモデからある条件を飲むことですぐに城へ戻してやろうと持ち掛けられる。愛するボールドゥールとの再会のために条件を飲むペコパン。アスモデの申し出は天使の囁きなのか、 それとも悪魔の囁きなのか?

●下尾みう(AKB48)インタビュー

ーー阿久津さんと共に本作が映画初主演となりましたが、オファーが来た時はどんな気持ちでしたか?

下尾:すごく驚きましたが、初めてのことなので楽しみにしていました。

ーーそれも、いきなり1人2役ですからね。

下尾:映画初主演で2役と聞いて、ドキドキが凄かったんですけれど、実際にやってみて、2役できてよかったなと思います。亜美もボールドゥールも本当に可愛い女の子で、好きになりました。

共演の阿久津仁愛と Ⓒ2023映画「美男ペコパンと悪魔」製作委員会(ヴィクトル=マリー・ユーゴー著)

Ⓒ2023映画「美男ペコパンと悪魔」製作委員会(ヴィクトル=マリー・ユーゴー著)

ーーボールドゥール役、亜美役を演じるにあたり、それぞれ何を大事に演じましたか?

下尾:亜美は、現代のそこら辺にいそうな女子高生なので、私の元の要素が強めな感じで、できるだけ着飾らず、素で演じるようにしました。ボールドゥールは中世の女性なので、演じる時は着飾るようにしました。亜美ちゃんはどこでも本を読む子なので、私も亜美ちゃんになってみようと思って、本を持ち歩いていました。

Ⓒ2023映画「美男ペコパンと悪魔」製作委員会(ヴィクトル=マリー・ユーゴー著)

ーーちなみに原作は読みましたか?

下尾:ヴィクトル・ユーゴーさんの作品を読んだことがなかったので、購入しようと、ネットで検索したら書籍が見つからなかったんです。けれど、本作の企画・製作総指揮の堀江(圭馬)さんが幼少期に読んでいた、昔出版されていた絵本があったので、一度お借りして読みました。

Ⓒ2023映画「美男ペコパンと悪魔」製作委員会(ヴィクトル=マリー・ユーゴー著)

ーー病院のシーンの撮影で悔しかったシーンがあると聞いたのですが、それはどんなシーンですか?

下尾:病院のシーンで急に自分の中で泣くスイッチが入った時に、ブワッと涙が出て、気持ち的には観ている方に伝わるだろうなという演技をしたんですけれど、下を向いて演技をしてしまったから、そこが今回は使われなかったので、今後は気をつけようと思いました。

ーー阿久津さんお一人のシーンは初めて観たと思いますが、いかがでしたか?

下尾:アクションシーンがたくさんあって、乗馬やスケボーなども練習したと聞いていますし、凄いなと思いました。私は普段ダンスが好きなので、私もいつかアクションもやってみたいです。

Ⓒ2023映画「美男ペコパンと悪魔」製作委員会(ヴィクトル=マリー・ユーゴー著)

Ⓒ2023映画「美男ペコパンと悪魔」製作委員会(ヴィクトル=マリー・ユーゴー著)

ーー映画全体の感想はいかがでしたか?

下尾:とてもファンタジー要素が強めなので、大人から子供まで楽しんでもらえるんじゃないかなと思いました。 CGのクオリティが本当に高くて、CGだけでも楽しめました!

ーー最後に、 読者にメッセージをお願いします。

下尾:どの時代でも、どこにいても、人を愛する力って偉大だなと思ったので、この作品を観て、それを感じ取っていただけたら嬉しいです。何回も観て改めて気づくところもあると思うので、たくさん観てください!

【下尾みう Miu Shitaoプロフィール】

2001年、山口県生まれ。2014年「AKB48 Team 8 全国一斉オーディション」に山口県代表として合格し、同年劇場公演デビュー。 2018年には日韓合同オーディション番組『PRODUCE48』に参加。54thシングルで選抜メンバーに初めて選出され、2022年10月に5度目の選抜入りとなった60th『久しぶりのリップグロス』をリリース。舞台をはじめテレビなど多数出演。舞台における演技経験はあるが、長編映画への出演は本作が初。

<Staff&Cast> 出演:阿久津仁愛、下尾みう、梅宮万紗子、遠藤健慎、橘ふみ、梅村実礼、井阪郁巳、逢澤みちる、桝田幸希、希志真ロイ、佐藤考哲、岡崎二朗、堀田眞三、吉田メタル/企画・製作総指揮:堀江圭馬/監督・脚本・編集・VFX:松田圭太/原作:ヴィクトル=マリー・ユーゴー「美男ペコパンと悪魔」(翻訳:井上裕子)/プロデューサー:梅村 安、嶋田 豪/クリーチャーデザイン:SAZEN LEE、米山啓介、ムラマツアユミ/撮影:今井哲郎/照明:月岡知和/美術:菊地実幸/録音:弥栄裕樹/アクション監督:小原 剛/特殊メイク・造形:梅沢壮一/主題歌:けいちゃん「シンフォニア」(TOKUMA JAPAN COMMUNICATIONS)/制作協力:アーティット/制作:アイエス・フィールド、カラビナ/製作:株式会社ラーテルハート/2023年/日本/カラー/シネマスコープサイズ/5.1ch/99分 配給・宣伝:アイエス・フィールド  公式サイト:http://is-field.com/pecopin/index.html

Ⓒ2023映画「美男ペコパンと悪魔」製作委員会(ヴィクトル=マリー・ユーゴー著)

映画『美男ペコパンと悪魔』は6月2日(金)よりシネ・リーブル池袋、シネ・リーブル梅田ほか全国順次公開

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