映画・ドラマを通してプロフェッショナルな世界を学ぶ『ワーキングムービー・コラム』、第一弾は「投資家」。高視聴率をマークした民放ドラマ『半沢直樹』(TBS系)が示すように、投資家や銀行マンが絡む題材は、「大金」や「会社買収」を扱うだけに、善悪入り乱れた激しい攻防、そこに巣食う陰謀、詐欺、反社会勢力など、ドラマチックな展開が起きやすい(=エンタテインメントに向いている)という特性がある。ただ、裏を返せば、それだけ「やりがい」と「魅力」に満ち溢れたエキサイティングな世界であると言えるので、ここは一つ、映画・ドラマと割り切って、作品の中に描かれる投資家の世界(あるいは投資家を取り巻く環境)を、あくまでも参考として学んでみてはいかがだろう。以下、テーマ別に、エンタメとしても楽しめる8作品をチョイスしてみた。