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MAY 11, 2023 劇場公開作

映画賞席巻!世界で愛される児童書誕生秘話を描く『プチ・二コラ パリがくれた幸せ』6・9(金)公開

第75回カンヌ国際映画祭スペシャル部門に正式出品され、2022年アヌシー国際アニメーション映画祭にてクリスタル賞(最高賞)を受賞した映画『プチ・二コラ パリがくれた幸せ』が6月9日(金)より新宿武蔵野館、ユーロスペース他にて日本公開される。

<Introduction> フランスで50年以上愛され続け、世界30カ国で翻訳されているロング・セラー『プチ・ニコラ』。その魅力の源は、親友同士の原作者、ジャン=ジャック・サンペとルネ・ゴシニの運命に屈することのない人生にあった…。 本作を初めてアニメーション作品として映画化するにあたり、原作のイラストレーターであるジャン=ジャック・サンペがグラフィック・クリエーターとして参加。

© 2022 Onyx Films – Bidibul Productions – Rectangle Productions – Chapter 2

原作者二人の人生に『プチ・ニコラ』の物語を交えて描く、子供時代へのノスタルジーと創作の喜びに満ちた本作は、昨年のカンヌ国際映画祭でプレミア上映され、「繊細で優しさにあふれた傑作」(Le Monde)、「心があたたまる喜びいっぱいの1本」(Screen Daily)と高く評価された。その後、2022年アヌシー国際アニメーション映画祭で最高賞となるクリスタル賞を受賞。さらにプチョン国際アニメーション映画祭、ケンブリッジ映画祭で観客賞を受賞、アニー賞やセザール賞にもノミネートされるなど、世界中がその愉快で温かな物語と美しい映像に魅了された。 

監督は、TVアニメシリーズのディレクターとして活躍してきたアマンディーヌ・フルドンと、アカデミー賞長編アニメ映画賞ノミネート作品『失くした体』(19)を含む数々の映画賞受賞作品に編集として携わり、本作で監督デビューを飾るバンジャマン・マスブル。 劇中ゴシニの声を担当したのは『恋愛睡眠のすすめ』『ナイト ミュージアム2』のアラン・シャバ。サンペの声は『ミモザの島に消えた母』のローラン・ラフィットが担当。原作者のジャン=ジャック・サンペはドローイングを確認するなど制作過程を見守り、カンヌ国際映画祭でのワールドプレミア上映やアヌシーでの最高賞受賞を見届けて2022年8月に89歳で亡くなった。

<Story> パリの街並みを望む小さなアトリエ。イラストレーターのサンペと作家のゴシニは、やんちゃな男の子のキャラクター・ ニコラに命を吹き込んでいた。大好きなママのおやつ、校庭のサッカーや仲間との喧嘩、臨海学校の大騒ぎ…。サンペはニコラを描くことで望んでも得られなかった幸せな子供時代を追体験し、ゴシニは過去の悲劇の経験から、物 語に夢のような楽しさを与えていく。『プチ・ニコラ』の喜びの世界を創造しながら、激動の人生を思い出す二人。ニコラの存在は、そんな彼らの友情を永遠のものにしていく。

<Staff&Cast> 原作:ルネ・ゴシニ、ジャン=ジャック・サンペ/監督:アマンディーヌ・フルドン、バンジャマン・マスブル/脚本:アンヌ・ゴシニ、ミシェル・フェスレー/音楽:ルドヴィック・ブールス(『アーティスト』)/出演:アラン・シャバ、ローラン・ラフィット、シモン・ファリほか/原題:Le Petit Nicolas – Qu’est-ce qu’on attend pour être heureux?/フランス/2022/仏語/ビスタ/5.1ch/86分/字幕翻訳:古田由紀子/原作:「プチ・二コラ」(世界文化社刊)/映倫:G /後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本 ユニフランス/配給:オープンセサミ、フルモテルモ  公式サイト:petit-nicolas.jp

映画『プチ・二コラ パリがくれた幸せ』は6月9日(金) より新宿武蔵野館、ユーロスペースほか全国順次公開

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