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APR 12, 2024 劇場公開作

この映画は観客をどこへ連れ去るつもりなのか!鬼才アレックス・ファン・ヴァーメルダム最新作『No.10』の狂気的破壊力

静かに、ひたひたと、そしてとてつもなく狂ってる…『ボーグマン』など唯一無二の作品で映画ファンを驚愕させるオランダの鬼才アレックス・ファン・ヴァーメルダム監督最新作『No.10』(ナンバーテン)が 、本日4月12日(金)より新宿シネマカリテ、シネ・リーブル梅田ほか全国順次公開となる。

主人公ギュンター、自分は何者なのか…

<Introduction> 本作は、賛否渦巻く2013年製作の衝撃作『ボーグマン』(2013)でカンヌ映画祭パルム・ドールにノミネート、第 46 回シッチェス・カタロニア国際映画祭でグランプリを受賞し、世界中を大混乱に陥れたオランダの鬼才アレックス・ファン・ヴァーメルダム監督の記念すべき通算 10 作目の作品。不倫と復讐によって身を崩していく俳優のギュンター。幼少期の記憶もなく、さまよう魂に彼は思う、「自分はいったい何者なのか」…。自身が舞台俳優出身のヴァーメルダムは冷酷なまでの正確さで、主人公ギュンターの人生を監視する。

前作『ボーグマン』で映画のジャンルを超越したヴァーメルダムは、最新作『No.10』で物語という概念を突破。それは、誰も論理だてて語ることができない正体不明の域に到達した。その証拠に、海外映画祭では「頭がおかしくなるほど素晴らしい。はやく観たほうがいい」「大胆さにあきれて、たまげた」「不気味で暗く、怪しく、そしてどうかしている」など、まるで子供の感想のように世界中の映画評論家は言葉を失った。

ヴァーメルダムは、本作についてこう語っている。「脚本を書き始めるときは、これまでに行ったことのない領域にたどり着くべくシーンを次々と構築して配置する。『No.10』は終わりまでに、トーン、人員、ビジュアル、すべての点で、オープニングシーンから何光年も離れた場所にいる」と。音楽もヴァーメルダムによるもので、その壮大なる旋律はまさに何光年も離れた場所から奏でられているようだ。

溺れるか、壊れるか、荒ぶるか、はたまた衝撃で打ちひしがれるか…この狂った世界、あなたならどう評価するだろうか?百聞は一見にしかず、他者のレビューなど気にせず、自身の感性で体感してほしい.

<Story> 幼少期に記憶を失い、森に捨てられ、里親に育てられたギュンター。大人になった彼は舞台役者として生計を立て、共演者と不倫、一人娘は肺がひとつしかない突然変異だった。役者仲間の裏切りによって残酷な仕打ちを受けるギュンターは復讐を誓った。だがその先に、とてつもない驚愕の事実との対峙が待っている…。

<Staff&Cast> 監督:アレックス・ファン・ヴァーメルダム/製作:マルク・ファン・ヴァーメルダム 撮影:トム・エリスマン 美術:ゲルト・レディス 編集:ヨープ・テル・ブルフ音楽:アレックス・ファン・ヴァーメルダム 音響デザイン:ヤン・シャーマー 衣装デザイン:カトリーヌ・ファン・ブリー出演:トム・デュイスペレール、フリーダ・バーンハード、ハンス・ケスティング、アニエック・フェイファー、ダーク・ベーリング、マンデラ・ウィーウィー、リチャード・ゴンラーグ、ジーン・ベルヴォーツ、ピエール・ボクマ/2021 年|オランダ=ベルギー合作|101 分|カラー|ビスタ|原題:Nr.10/提供:キングレコード 配給:フリークスムービー/公式サイト:https://no10movie.com/

© 2021 GRANIET FILM CZAR FILM BNNVARA

映画『No.10』は4月12日(金)より新宿シネマカリテにて唖然ロードショーシネ・リーブル梅田、アップリンク京都ほか全国順次公開




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