国内累計発行部数1億部突破という記録を樹立した国民的作家・東野圭吾が、1992 年に発表した同名サスペンス小説を重岡大毅(WEST.)主演で映画化した『ある閉ざされた雪の山荘で』がついに公開(1/12)された。
<Introduction&Story> 劇団に所属する俳優 7 人に届いた、4 日間の合宿で行われる最終オーディションへの招待状。彼らがその最終選考で“演じる”シナリオは、【大雪で閉ざされた山荘】というシチュエーションで起こる“架空”の連続殺人事件、のはずだった。ところが、出口のない密室で一人、また一人と消えていくメンバーたち。果たしてこれは、フィクションか? それとも本当の連続殺人か?彼らを待ち受ける衝撃の結末とは――。
主人公・久我和幸を演じるのは、昨年、映画『禁じられた遊び』で橋本環奈とダブル主演を務め、好評を博した重岡大毅。今回が映画単独初主演となる重岡は、オーディションに参加する俳優の 7 人の中で唯一、異なる劇団から参加した“部外者”である“謎めく男”を熱演。原作のキャラクターと異なるキャラクター性を重岡ならではのアプローチで表現している。
そのほかの登場人物たちは、全員同じ劇団に所属する役者たち。【役を奪われた女優・中西貴子】を中条あやみが演じるほか、【こじらせ怪優・田所義雄】を岡山天音、【世間知らずのお嬢様女優・元村由梨江】を西野七瀬、【勝気なワガママ女優・笠原温子】を堀田真由、【優しい劇団リーダー・雨宮恭介】を戸塚純貴、【圧倒的天才女優・麻倉雅美】を森川葵、そして【劇団のトップ俳優・本多雄一】を間宮祥太朗がそれぞれ演じ、一癖も二癖もありそうなキャラクターたちに命を注いでいる。
メガホンを執ったのは、2012 年の監督・脚本作『荒川アンダーザブリッジ』で注目を集めて以降、『ステップ』(20)『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』(21)など様々なジャンルの話題作を手掛けてきた飯塚健。密室内で仕掛けられた複雑なトリック、疑心暗鬼に陥っていく登場人物たちの心情、後半にかけて、特に“犯人確定後”の愛憎渦巻く怒涛の展開は観る者の感情を大きく揺さぶり、原作者の東野にも、「トリッキーな世界観を完璧に成立させている」と言わしめた。
重岡大毅(WEST.)
中条あやみ、岡山天音、西野七瀬
堀田真由、戸塚純貴、森川葵
間宮祥太朗
<Staff> 原作:東野圭吾「ある閉ざされた雪の山荘で」(講談社文庫)/監督:飯塚健/脚本:加藤良太、飯塚健/音楽:海田庄吾/製作:小西啓介、島田浩一、松本智、藤島ジュリーK.、渡辺勝也、森川真行/エグゼクティブプロデューサー:小西啓介/企画プロデュース:大畑利久/プロデューサー:橋口一成、清家優輝/アソシエイトプロデューサー:関口周平、石塚清和/撮影:山崎裕典、初野一英/照明:岩切弘治/録音:反町憲人/美術:相馬直樹/装飾:西野共未/小道具:三﨑茉莉子/衣裳:白石敦子/ヘアメイク:内城千栄子/スクリプター:石川愛子/編集:森下博昭/VFX スーパーバイザー:斎藤大輔/音響効果:松浦大樹/キャスティング:杉野剛/助監督:黒田健介/制作担当:竹内哲也、後藤一郎/ラインプロデューサー:濱松洋一/製作幹事・配給:ハピネットファントム・スタジオ/制作プロダクション:ファインエンターテイメント/公式サイト :https://happinet-phantom.com/tozayuki
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