2012年7月から様々な演出家や監督、プロデューサーを講師として招き、ワークショップやセミナーを実施しているエンタメの溜まり場『御茶ラボ』(運営:株式会社レプロエンタテインメント)にて、この夏(9月9・10日)、完全英語の演技ワークショップを実施することが決定した。
<ワークショップの特色>
配信プラットフォームの普及が進むに伴い、グローバリゼーションは演技の世界でも急速に進んでおり、海外移住する俳優も増えているが、実は国内でも英語での演技が求められるシーンが多くなってきている。そんな状況下、本場の英語習得と演技の幅を広げるために留学を計画していた方もいたようだが、コロナ禍の影響で海外渡航が難しくなり、渋々断念した方も多く目にする。そこで今回、国際派を目指す俳優たちのニーズに応えるために、『御茶ラボ』では、都内にいながら“演技留学”を体験できる完全英語ワークショップを開催することを決定した。
<ワークショップの内容>
海外映画祭グランプリ受賞経験もあるイングリッシュネイティブの映画監督による演技ワークショップ(全3コマ)。
●セリフが決まっていないシーンワーク(エチュード)&本読み
●セリフが決まっているシーンワーク&グループ/ペアで演技プラン構成
●演技の発表
※ワークショップ中に使う台本は、英語戯曲・または映画からシーンを抜粋したものを使用。※ワークショップ中、講師からの指導、参加者との意見交換等はすべて英語のみ。※通訳や日本語での説明はありません。
<講師プロフィール>
渋谷 悠(Yu Shibuya):劇作家、舞台演出家、脚本家、映画監督。劇団牧羊犬主宰。スクリプトドクター、脚本執筆指導や演技指導の講師としても活動する。
1979年、東京都生まれ。バイリンガル。小学校から高校まで都内のインターナショナルスクールに通う。アメリカ・カリフォルニア州レッドランズ大学にて、演技・脚本分析を学び、舞台やミュージカルにも出演。アメリカ・インディアナ州パーデュー大学院に奨学金で入学し、創作文学の修士号を取得。大学生たちに、エッセイ・詩・小説などの書き方を教える。大学・大学院時代の作品(詩や戯曲などの創作文学)は、米文学雑誌Blackbird、Black Warrior Review等に収録されている。日米共同で映像を制作し続け、ベネチア国際映画祭入選、ロサンゼルスアジア太平洋映画祭グランプリ受賞等。『WOWWOW パラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ WHO I AM シーズン2(ベアトリーチェ・ヴィオ)』(構成)が第46回国際エミー賞にノミネート。2020年、長編オリジナル脚本『ノアの魔法』でNHKサンダンス・インスティテュートフェローに選ばれる。2021年、『猿楽町で会いましょう』共同脚本。39本の一人芝居を収録した『モノローグ集 穴』、55本の一人芝居を収録した『モノローグ集 ハザマ』(共に論創社)を上梓し日本の演劇界・映画界にモノローグを広める活動にも従事している。
<渋谷講師からのコメント>
日本では、俳優は監督の言う通りに演じる現場が多い印象ですが、海外では俳優と監督がディスカッションしてシーンを作ります。英語でセリフを話せるだけでは十分に戦えません。これは撮影現場で俳優に求められる英語コミュニケーションも学べる実践的なワークショップです。
■開催日
9月9日(金)18:00~21:00、9月10日(土)14:00~17:00、9月10日(土)18:00~21:00 ※状況により時間変動あり
■応募締切
8月16日(火)18:00から募集開始(9/3締切予定)※応募状況により、早めに締め切る可能性あり。
※ワークショップ、お申込みに関する詳細はこちら
■お申込み方法:https://sgfm.jp/f/actinginEnglish09
■お問い合わせ:info_ochalab@lespros.co.jp