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JUN 25, 2022 ワークショップ

「殺陣は命のやり取りを表現する究極のお芝居」女優・真瀬樹里が情熱を注ぐ“殺陣”の合同発表会開催!

「真瀬樹里殺陣教室」と7団体が夢の競演!

女優の真瀬樹里が講師を務める「真瀬樹里 殺陣教室」主催による合同発表会が去る5月21日、レプロエンタテインメントが運営する交流の場「御茶ラボ」にて行われ、同教室と7つの殺陣団体が日頃の鍛錬の成果を披露した。

真瀬樹里 殺陣教室

千葉真一さんを父に、野際陽子さんを母に持つ女優の真瀬樹里。日本大学芸術学部在学中、「殺陣同志会」に4年間在籍し、徹底的に技術を学んだ彼女は、そのスキルを国内外の映画やテレビドラマの現場で遺憾なく発揮してきた、クエンティン・タランティーノ監督作『キル・ビルVOL.1』(2004)では出演だけでなく殺陣指導でも貢献し、NHK大河ドラマ『風林火山』(2007)では真田家の忍びを好演。数多(あまた)いるアクション女優とは一線を画す殺陣の技術は、誰もが認めるところだ。

そんな真瀬が、後進の育成、ひいては日本の伝統文化の継承を目的に、2021年7月より「御茶ラボ」にて、『真瀬樹里 殺陣教室』を開講。約1年間の稽古を頑張り抜いた愛弟子のために、真瀬は自ら発表会を企画。当初は生徒だけの会を予定していたが、晴れの舞台を盛り上げてくれる殺陣仲間に真瀬が声をかけたところ、なんと7団体が参加を表明。かくして発表会は、殺陣に情熱を注ぐ若武者たちの日頃の鍛錬を披露する一大イベントとなり、各団体が趣向を凝らした演目でステージを盛り上げた。

本番3時間前から合わせ稽古が行われ、各団体が7割程度の動きで念入りに演目をチェック。クライマックスとなる“大殺陣”では、各団体の代表メンバーが真瀬を中心に大立ち回りを繰り広げる構成となっており、間合いや立ち位置、動きなど気になるところがあれば、納得が行くまで稽古を繰り返した。

そして午後4時、いよいよ本番スタート。「真瀬樹里 殺陣教室」と「殺陣同志会」OBによるプロローグで幕が上がり、続いて真瀬の愛弟子たちが『殺陣演舞』を初お披露目。固唾を飲んで見守る師匠の心配をよそに堂々たる演技を魅せ、会場から大きな拍手が沸き起こった。その後、殺陣、空手、剣舞、剣詩舞など様々なパフォーマンスを織り交ぜた各団体のステージが息つく暇もなく繰り広げられ、最後は真瀬と師範クラスの代表による迫力の大立ち回りで合同発表会を締めくくった。

<参加団体>◉真瀬樹里殺陣教室◉ことのは殺陣道場◉あんころもち◉日本壮心流 剣詩舞道◉思誠館◉木部姉弟◉謳覇-SINGHA-◉殺陣親睦会

<合同発表会を終えて、真瀬樹里インタビュー

真瀬樹里

――生徒さんたちの出来はいかがでしたか?

真瀬:すごく頑張っていたと思います。まだ始めて1年にも満たないので初心者レベルですが、稽古をするたびにどんどん成長していく姿を見てきたので、とても頼もしかったですね。

――今日、初めて人前で殺陣を披露したとお伺いしましたが。

真瀬:そうなんです。お客さまが「かっこいいなぁ」って思いながら見てくださると、不思議なことにその気持ちが演者に伝わるので、これを機会にますます殺陣にハマってくれたら嬉しいですね。

――それにしても豪華な発表会でした。

真瀬:最初は、発表会を盛り上げていただくために3団体くらいに声をかけたんですが、気がついたら7つの団体が手を挙げてくれて。先ほど、最後のご挨拶の時にも言ったんですが、時代劇が低迷している中で、こんなにたくさん若い子たちが殺陣を志して鍛錬しているんだと思うと、それだけで感極まって涙が出そうになります。

――時代劇が年々少なくなっているのは、本当に寂しいことですよね。

真瀬:私の父も本物の時代劇を撮りたいと色々企画もしていたんですが、なかなか形にならず…。日本の映画界はまだまだ海外に遅れをとっているのが現状ですが、世界に向けて一番勝負できるものが時代劇だと私は思っています。

良いスタッフ、良い俳優、良い脚本を揃えて本気で創れば、世界とも十分勝負できるはず。そのためには、いつ時代劇の仕事が来ても対応できるように、俳優さんたちは殺陣や所作、着物の着方などを日頃から学んでおくべきだと考えています。一昔前は、殺陣は俳優にとって必須でしたからね。今は仕事が決まってから慌てて学ぶ方が多いようですが、それではクオリティーが上がりません。その時代を何十年も生きてきたように見せるためには、日頃から鍛錬していないときちんと表現できませんよね。

――時代劇を継承していこうという意識と行動が大事ですよね。最後に真瀬さんの教室に興味を持っている若い方にメッセージを。

真瀬:殺陣は、命のやり取りを表現する「究極のお芝居」だと私は思っています。そこに憎しみだとか、悲しみだとか、感情が乗ってこないと何も伝わらない。なので、私の教室では、”芝居””演じること”をとても大事にしています。同時にそれをより美しく、力強く且つ繊細に表現するための”技術”を徹底的に学んでいただきます。現在は女性の生徒さんが多いですが、俳優を志している方、特に男性は、時代劇が低迷しているとはいえ、必ず侍や忍者の役が回ってきますので、興味を持った方は見学だけでもいいのでぜひ足を運んでみてください。もちろん、女性も大歓迎です。女性の講師だからこそ教えられることも沢山あります。今まで経験したことのない世界が待っているかもしれませんよ!

映像制作:バックヤード・コム 取材・文:坂田正樹 写真:松井証弘

【真瀬樹里殺陣教室】

基礎から立ち廻りまで、それぞれのレベルに合わせて指導します。初心者も、経験者もご参加いただけるクラスとなります。※レッスンに必要な持ち物(稽古着、袴等)はご自身で用意していただく必要がございます(初回レッスンで、必要なものに関してはご説明いたします)

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詳細はホームページで https://asakusa-kokono.com/ochalab/2021/06/id-9401

レプロエンタテインメント/御茶ラボ

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