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JUN 12, 2023 イベント

日本劇作家協会新人戯曲賞受賞作『うかうかと終焉』映画化!全国公開めざしクラウドファンディング開始!!

©「うかうかと終焉」製作委員会

社会人演劇ユニット・芝熊(shiba-kuma)の旗揚げ作品として、同ユニットの結成者・大田雄史と出口明が共同執筆し、第23回日本劇作家協会新人戯曲賞を受賞した戯曲を映画化した『うかうかと終焉』が、今秋、テアトル新宿での劇場公開が決定。さらに、全国公開に向けてクラウドファンディングをスタートさせた(6月30日まで)。

本作は、取り壊しの決まった学生寮に住む若者達の最後の5日間を描いた青春ドラマ。監督・脚本・原作を務める大田は、NHK『若冲vs北斎~夢の天才対決~』(NHK BSプレミアム)で第35回ATP賞優秀賞、ヤングクリエーターを励ます賞経産大臣奨励賞(最優秀賞)を受賞するなどクリエイターとして第一線で活躍する期待の俊英。自身の青春時代を重ねた思い入れのある同名戯曲の映画化を自ら企画した。映画化にあたって大田監督の母校、京都大学の吉田寮の廃寮問題をベースに脚本を作り直し、文化庁の補助金を受けて製作を実現している。 

すでに2023年秋にテアトル新宿での劇場公開が決定いるが、さらに多くの観客に届けられるよう、宣伝費の予算を増やし、全国に劇場公開を展開していくために、クラウドファンディングプラットフォーム《MotionGallery》にてクラウドファンディングをスタート。募集期間は6月30日(金)まで。

大田雄史(監督・脚本・原作)コメント

かつて、学生が運営を取りしきる「自治尞」というものが各地にありました。そこでは学生たちは好き放題に暮らし、バカをやり、しかし時に尞の運営方針をめぐって本気で議論したりしていました。私が大学生時代を過ごした京都には、まだいくつかの自治尞が残っていました。私は寮生ではありませんが、演劇活動をする中で彼らと交流する機会を得ました。みな個性的で魅力的で自由と文化を愛していました。

このお話は、ある学生寮の最後の5日間の物語です。3月の終わり、閉鎖が決まった学生寮に、つい最後まで居残ってしまった人たち。彼らは自分なりの区切りをつけ、それぞれのやり方で尞を去っていきます。希望に溢れていたり、そうでもなかったり… そんな、別れと旅立ちの物語です。旅立ちを前に将来に不安を感じている方々にも、大昔に旅立ってもうすっかり一人前の皆さんにも、何かを感じ取っていただける物語になっていれば嬉しいです。

<Staff&Cast> 出演:西岡星汰、渡辺佑太朗、松本妃代、三浦獠太、乃中瑞生、中山翔貴/監督・脚本:大田雄史/原作:『うかうかと終焉』第23回日本劇作家協会新人戯曲賞受賞作/音楽:上田壮一/プロデューサー:杉浦美奈子/企画協力:田窪桜子/制作協力:株式会社NHKエンタープライズ、株式会社アイオーン/企画・制作:ゴールデンツリー株式会社/配給・宣伝:マジックアワー/文化庁「ARTS for the future!2」補助対象事業

今秋、テアトル新宿決定、ほか全国順次公開希望!

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