サンドラ・ブロック&チャニング・テイタムW主演、さらにはダニエル・ラドクリフ、ブラッド・ピットらハリウッドのトップスターも顔をそろえるノンストップ・アドベンチャー『ザ・ロストシティ』(6/24公開)。このたびチャニング・テイタムの声を担当した俳優・田中圭の吹替シーンが初披露目。役どころは、サンドラ・ブロックとW主演で全編ほぼ出ずっぱり、“クセ強”キャラのイケメンモデル“アラン”役。
ジャングルで追手から逃げるなか、アラン(チャニング・テイタム/田中圭)の背中に大量のヒルが張り付いていることに気づきパニックになるシーンでは、慌て叫び大騒ぎ!ヒルに触れることもできずに、ロレッタ(サンドラ・ブロック/本田貴子)に取ってもらうというアランのチャーミングさ全開のシーンとなっており、演じたチャニングのリアクションに負けじと、田中圭も全力で慌てふためく。日米随一のコメディセンスを持つ俳優が作り上げたクセ強キャラクター・アランの魅力も本作の大きな見どころだ。
<田中圭インタビュー>
この映像からもわかる通り、テンポが良く軽快な会話の応酬が魅力の本作で、膨大なセリフ量に挑戦した田中。『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(2019)、『ゴジラvsコング』(2021)に続く3度目となる実写映画の吹き替えに、「吹き替えはすごくやってみたいという思いがあったので、今回機会を頂けて、頑張りたいなと素直に嬉しかったし、やりたいという気持ちが強かったです」と、熱量たっぷりに念願のオファーであったことを明かした。本作については、「クスって笑っちゃうところもあれば、かっこいいところもありバランスがよくて、大胆なボケが『海外(ハリウッド)の映画っぽいな』と感じ面白く観ました」と大作感を感じた様子。気合十分で臨んだアフレコを終えると、「とても難しかったです!あまりに難しくて、途中で心が折れそうになる瞬間が何度もありました。今回改めて思ったのは、自分の声は自分が思っている以上に若いということ。色んなことを気を付けながらというのがすごい難しかったで。」と率直な感想を口にし、普段の演技とは違うスキルが求められることの苦労を明かした。
一方で、「全部のシーンが難しかったですが、全部のシーンが楽しかったです。これでいいのかな、やりすぎかな?と思いながらも、あてることが楽しかったです」と心からエンジョイできた模様。チャーミングで臆病でちょっとお惚けというクセ強なキャラクターを演じたが、自身と似ているところについて問われると、「ふざけたがりなところが似ている」と分析。映画と同じジャングル脱出というシチュエーションに置かれたら?という質問にたいしては、「虫が嫌いだから全然テンションがあがらないし、かっこよく謎解きはできない!」と、演じたキャラクターさながらのお茶目さをみせた。最後に、「チャニング・テイタムさんの魅力をそのまま伝えようと頑張りました。笑えて、興奮して、ドキドキできるとても楽しい映画になっています!」と本作をアピール全力で収録に臨んだ田中圭の演技、そして『ザ・ロストシティ』の世界を、極限まで味わい尽くせる日本語吹替版にも期待度大だ。
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