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JUL 26, 2022 メイキング

映画『この子は邪悪』メイキング写真解禁!本作がクランクインするまでの秘話が明かされる!

『嘘を愛する女』『哀愁しんでれら』などクオリティーが高い作品を輩出してきたオリジナル企画コンテスト・TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2017の準グランプリ作品を映画化した『この子は邪悪』が、9/1(木)より新宿バルト 9 他にて全国ロードショーされる。これを機に、メガホンをとった片岡翔監督から、企画の始まり、南沙良、大西流星(なにわ男子)のキャスティングなど、本作がクランクインするまでのとっておきの秘話が明かされた。

映画『この子は邪悪』
演出する片岡翔監督

<企画の始まりからキャスティングまでの道のり>

人形館を営む父親からの影響もあり、幼少時代から人形やぬいぐるみに親しみを持っていたという片岡翔監督。『さよなら、ムッシュ』では、喋るぬいぐるみと少年の心温まる小説を執筆していたが、同じく喋る人形をモチーフにしながら、「あえて心温まらない物語を作ってみたい」と思ったのが、『ザ・ドールハウス・ファミリー』を構想するきっかけとなった。そして、ダークファンタジーとして事故で失った子供の記憶を人形に入れた父親を描いた脚本は、TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2017 において、「新しい家族の形を描き、どんな作品よりもエッジが効いている」と高評価を得て、準グランプリを受賞した。

その後、本格的な制作に向けてプロデューサー陣の意見を取り入れながら、色々と改変されていった『ザ・ドールハウス・ファミリー』だったが、片岡監督の英断もあり、「喋る人形が登場しない家族の物語」として新たに生まれ変わる事に。4 年間に渡る改稿を重ねた結果、作品のテイストも変化した。さらに、タイトルも父親の異常な愛情を皮肉に称した『グッド・ファーザー』となり、最終的には『この子は邪悪』となった。

<南沙良、大西流星をキャスティングした決め手>

また、キャスティングにおいて、本作の耽美な世界観を表現できるかという事が大きな基準となった。主人公・窪花役は『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』で数々の映画賞を受賞し、可憐なビジュアルに加え、何より心に闇を抱えたキャラクターに合っている事から、圧倒的な演技力が高評価されている南沙良に決定した。主人公の幼馴染・四井純役には「夢中さ、きみに。」での芝居の巧さがあり、魅力的な目の輝きに加え、純粋さに溢れたキャラクターを表現できるはずという点から、当時メジャーデビュー前のなにわ男子メンバーである大西流星が抜擢された。先の読めない脚本と若い二人の演技にも是非注目して欲しい。

映画『この子は邪悪』南沙良と大西流星
南沙良と大西流星

<Story>

かつて一家で交通事故に遭い、心に傷を負った少女・窪花(南沙良)。心理療法室を営む父・司朗(玉木宏)は脚に障害が残り、母・繭子は植物状態に、妹・月は顔に火傷を負った。そんな花のもとに、自分の母の病気の原因を探る少年・四井純(大西流星)が訪れる。やがて花は純と心を通わせていくが、ある日突然、司朗が 5 年振りに目を覚ました繭子(桜井ユキ)を連れて家に帰って来る。司朗は「奇跡が起きた」と久々の家族団らんを喜ぶが、花は違和感を覚える。「この人お母さんじゃない」…

日本劇場公開:2022年9月1日(木)公開

公式サイト:https://happinet-phantom.com/konokohajyaak

© 2022「この子は邪悪」製作委員会

(バックヤード・コム 坂田正樹)

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