映画『ナイトメア・アリー』ギレルモ・デル・トロ監督とキャストが本作の魅力を語るメイキング入り特別映像
オタク気質は健在?! 巨匠ギレルモ・デル・トロが放つ新たなフィルム・ノワール!
原作は1946年に出版され、ノワール小説の伝説的傑作といわれる「ナイトメア・アリー 悪夢小路」。 1947年にはエドマンド・グールディング監督、タイロン・パワー主演によって映画化(『悪魔の往く町』)された同小説を、『シェイプ・オブ・ウォーター』のデル・トロ監督が独自の世界観と絢爛豪華な映像で新たなサスペンス・スリラー大作として完成させた。先日発表された第94回アカデミー賞では作品賞、撮影賞、美術賞、衣装デザイン賞と主要を含む4部門にて堂々とノミネートを果たし、今後の賞レースの行方にも注目が高まっている。
デル・トロ監督が「この作品は、アメリカの暗部を描いた作品だ。 アメリカン・ドリームの裏側を見せる」と語るように、 本作ではショービジネスの成功を夢見てカリスマ的才能と読心術を武器に 成功の階段を駆け上がっていく主人公のスタンが、富や名声に目がくらんでいくうちに 人間の闇を見ることとなる想像を絶する展開が繰り広げられていく。 謎に包まれた精神科医のリリス・リッター博士を演じた ケイト・ブランシェットが「ギレルモの作品には異世界の雰囲気がある。 でもそこで語られるのは現実の世界に通じる物語よ」と明かすように、 デル・トロ監督は、本作で自身の独特の作風はそのままに 現代にも通ずる新たなフィルム・ノワールの世界を築いた。
スタンをカーニバルに引き入れるクレム役のウィレム・デフォーも 「ジャンルを超越する作品だが、現実に根付いている。さすがギレルモだよ」とその手腕を称賛。 また「ノワールの雰囲気や情緒が好きなんだ。あの時代の手法を学んだよ」と ノワール愛を語るデル・トロ監督は、「好きなものに対するストレートな愛も健在! 映像にはブラッドリーには1930年代の映画スター、 ケイトには同じく1930年代の大女優をイメージしながらカメラを回した」というデル・トロこだわりのエピソードと、現代からかけ離れて往年のハリウッドスターの 雰囲気を纏った煌びやかなスタンとリリスのメイキング映像も映し出されていく。
「古き良きスタイルでリアルを目指した。大変な道のりだったよ」と苦労を明かしながらも 目を輝かせるデル・トロ監督。本作で映画ファンにどのような世界を見せてくれるのか?!
日本公開:3月25日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか 全国公開
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
公式サイト:https://searchlightpictures.jp/movie/nightmare_alley.html
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