夏休み必見！『ＭＥＧ ザ・モンスターズ２』監督が明かす巨大ザメのイメージ「喧嘩三昧の飲んだくれ男」
＜Introduction＞ 世界35ヶ国でNo.1大ヒットを飛ばし、『JAWS/ジョーズ』を超えて海洋パニック映画史上最高の興行収入を記録した『ＭＥＧ』シリーズ最新作『ＭＥＧ ザ・モンスターズ２』がさらなる恐怖をたずさえて、8月25日（金）より日本劇場で公開される。
海洋探査チームが発見した200万年前に実在した恐竜をも超える最恐の巨大ザメ・メガロドン、通称ＭＥＧ＜メグ＞※。全長バス２台分以上、牙1本25cm以上という巨体が群れをなし、このモンスターたちの猛威によってさらなる巨大生物までもが覚醒する。ビーチにまで迫りくる命の危機に、果たして人類は立ち向かうことができるのか？（※約1800万年前から150万年前に実在したとされる最大級のＭＥＧは、全長23メートル、重さ20トン。クジラを捕食していたことが化石から分かっている。さらに咬む力はT-REXの6倍以上あったと言われており、その巨大な口で大型肉食恐竜をも丸呑みにすることができたそうだ）
ＭＥＧに挑む潜水レスキューのプロ・ジョナス・テイラーを演じるのは、前作に続きアクションスターのジェイソン・ステイサム（『ワイルド・スピード』シリーズ、最新作『オペレーション・フォーチュン』10月公開）。ほぼスタントなしで挑んだというリアルなバトルシーンも、人間の知恵と可能性を感じさせる見どころの一つだ。
＜Focus Points1＞ 本作を映像化するにあたり制作陣は、前作『ＭＥＧ ザ・モンスター』を超える大作にすると決意を固め、傷を負った老体でありながら容赦ない殺戮マシンであるＭＥＧ＜メグ＞を、前作に登場するどのモンスターにも勝るサイズで作り上げた。ベン・ウィートリー監督いわく、「今作のＭＥＧは、バーで繰り返し喧嘩してきた男のようなサメ」がイメージにあるそうだ。
また、ＭＥＧの凶暴な行動についてウィートリー監督は、「サメとの全アクションは『何が面白い描写になるだろうか』と考えながら、机に向かって鉛筆で絵を描く作業から始まった。その後、絵コンテを手がけるジェイク・ラント・デイビスとともに、どんなシーンになるか考え、そこからはコンピュータアニメーターにも加わってもらい、ラフを描いて映画に組み込み撮影に臨んだ」と述懐。
サメとの対決シーンはその後も多くの制作段階を経て、鉛筆画から映画になるまで、全工程で約６か月が費やされた。最終的にポストプロダクションでできあがったＭＥＧを見た監督は、「なんてこった！と思った」と話している。ちなみに本作の絵コンテは約5,000枚にも及んだという。
＜Focus Points2＞ 座長のジェイソン・ステイサムは、御年56歳ながら常にできる限り自分でスタントをこなした。実際にジェットスキーで水上を疾走するシーンは全て、ステイサム本人の演技。ウィートリー監督はこう説明する。「逆さまになった顔は逆さまにならないとつくれないように、顔の動きはごまかしがきかない。そこでジェイソンに巨大手回し式ドリルのような装置に乗ってもらい、それを回すことで彼を回転させ、顔に向けて水をかけたんだ。ジンバルショットをできるだけ使いたくないというジェイソンの意向もあり、ほとんどすべてを彼が演じた。
もちろん巨大な波をジャンプするシーンはその限りではないけれど、ジェットスキーに乗って猛スピードで疾走するシーンはジェイソン本人だ。『私たちはモニターの前で怯えながら、『無事に戻ってきて！』と祈っていたよ」と撮影当時をふりかえった。
＜Story＞ 地球上で最も深いといわれるマリアナ海溝。そこは太陽の光が全く届かない、暗闇の世界。研究チームと潜水レスキューのプロであるジョナス・テイラー（ジェイソン）は、“人類未踏の地”である約10キロの深海へと向かう。そこで謎の生命反応を探知した彼らは、触れてはいけない“恐怖”を目覚めさせてしまう…。
＜Staff&Cast＞ 監督：ベン・ウィートリー／出演：ジェイソン・ステイサム、ウー・ジン、ペイジ・ケネディ、スカイラー・サミュエルズ、クリフ・カーティス／配給：ワーナー・ブラザース映画 公式サイト：megthemonsters.jp
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