ヒュー・ジャックマン×『ファーザー』監督が描く『The Son／息子』の衝撃…行き違う親子の愛が胸を締めつける
＜Introduction＞ 映画『ファーザー』（20）で過去の記憶と現在の境界線が曖昧になっていく認知症の父親の姿を斬新な表現スタイルで描き、アカデミー賞®脚色賞を受賞したフロリアン・ゼレール監督の「家族 3 部作」（原作は自身の戯曲）の第 2 部に当たる最新作『The Son／息子』がいよいよ3 月 17 日（金）より劇場公開される。
完璧な親はいない。そして、完璧な子供も。愛しているのに届かない親と子の心の距離が胸を締め付ける…。主演を務めるのは、完成した脚本に惚れ込んだヒュー・ジャックマン（『グレイテスト・ショーマン』『X-MEN』シリーズ）が自ら名乗り出て、製作総指揮にも参戦するという力の入れよう。互いを理解していると信じ、ごく当たり前の日常を送っていた親子に、突然起こる異変。それは私たちにとっても決して他人事ではない。ヒュー・ジャックマンは、「このテーマをここまで美しく、そしてはっきりと描き出した作品に参加できて誇らしい」と胸を張る。
前作『ファーザー』で 2 度目のアカデミー賞®主演男優賞に輝いたアンソニー・ホプキンス、『マリッジ・ストーリー』で同賞の助演女優賞を獲得したローラ・ダーンなど、共演者も映画界屈指の演技派揃い。この春、決して見逃してはいけない注目作だ。
＜Story＞ 高名な政治家にも頼りにされる優秀な弁護士のピーター（ヒュー）は、再婚した妻のベス（ヴァネッサ・カービー）と生まれたばかりの子供と充実した日々を送っていた。そんな時、前妻のケイト（ローラ）と同居している 17 歳の息子ニコラス（ゼン・マクグラス）から、「父さんといたい」と懇願される。初めは戸惑っていたベスも同意し、ニコラスを加えた新生活が始まる。ところが、ニコラスが転校したはずの高校に登校していないことがわかり、父と息子は激しく言い争う。なぜ、人生に向き合わないのか？ 父の問いに息子が出した答えとは…。
監督・脚本・原作戯曲・製作：フロリアン・ゼレール ／出演：ヒュー・ジャックマン、ローラ・ダーン、ヴァネッサ・カービー、ゼン・マクグラス、アンソニー・ホプキンス／2022年｜イギリス・フランス合作｜英語｜カラー｜スコープサイズ｜123分｜字幕翻訳：岩辺いずみ｜映倫：G一般｜配給：キノフィルムズ ｜提供：木下グループ 公式サイト：www.TheSon.jp
