短編映画『青めぐる青』4/25(月)よりYoutubeにて配信開始!/新鋭・宮崎彩監督&W主演の井上想良、駒井蓮らが本作への思い語る
是枝裕和監督の門下生、『グッドバイ』の新鋭・宮崎彩監督が描くコロナ禍の「今」と「あの頃」
<Introduction>
大分市ロケーションオフィスが、是枝裕和監督の元で映像制作を学び、昨年『グッドバイ』(福田麻由子主演)が劇場公開された新鋭・宮崎彩監督に依頼し、企画製作された本作。閉塞したコロナ禍の「いま」とかつての高校時代が交錯して描かれ、時間と共に変容してしまった主人公たちの距離感が静かなタッチで綴られる。
主人公の健人に大分市出身で、ドラマ『明日、私は誰かのカノジョ』『もしも、イケメンだけの高校があったら』などで活躍する井上想良(いのうえそら)。ダブル主演となる皐月役には映画『いとみち』やNHK大河ドラマ『青天を衝け』などで活躍を見せる女優・駒井蓮(こまいれん)が扮する。 さらに、助演に同じく大分県出身で映画『最初の晩餐』や『地獄少女』などの楽駆(らいく)など、フレッシュな顔ぶれが並ぶ。
<監督&出演者のコメント>
宮崎彩(監督):宇宙人がやってくる話でも撮ろうかと思った。自分が育った街の、切り取り方が分からなかったので。でも限られた条件の中で描いているうち、無駄にしてしまった時間や、嫌いだった人間が思い出されてえずいていたら、結局知っているような話になってしまった。土地の力は怖い。ここに映っているのは何でもない、一地方の個人の話で、誰もが持っていたりする。
井上想良(主演・後藤健人役):初めての地元大分市での撮影。短い期間ではありましたが、改めて素晴らしい作品を作ることができたと感じております。馴染みのある場所での撮影はとても不思議な感覚で、学生の頃を思い出しながら撮影に臨みました。変わったこと変わっていないことをすごく感じながら時間を過ごせた気がします。大分市出身の宮崎監督だからこそ魅せられる大分市のロケーション、大分の言葉。細かいところまで1秒逃さず感じながら観て頂けたら幸いです。
駒井蓮(主演・藤田皐月役):脚本を拝見した時、紡がれた言葉の一つ一つや、そこに流れ込む空気感に魅了されました。なので、撮影中はどんなシーンになるんだろう!とワクワクが止まらなかったです。また、演じたことのない役柄、そして初めてのお母さん役という新たな挑戦もありました。悩んだ部分もありましたが、本当に素敵な現場だったので、楽しみながら演じさせて頂きました。高校生の曖昧なやり取り、大人の曖昧なやり取りがすっと胸に馴染んでくるような作品だと思っています。是非ご覧ください!
楽駆(助演・江藤舜役):生まれ育った大分県で撮影ができたことが凄く嬉しいです。撮影中、空気や時の流れが愛おしく懐かしく、ここで生まれてよかったなと思いました。そして宮崎監督の作品を大分のシネマ5という映画館で観て、いつかご一緒できたらと、それが実現したことを嬉しく思っています。この作品は普遍的な物語の中に痛々しくそっと現実が添えられた作品だと思います。大分の豊かな情景と共に、そこで生きる人たちの葛藤を見届けて頂けると幸いです。
<Story>
コロナ禍の一地方都市。後藤健人(井上想良)は、息苦しさや埋まらない孤独を感じていた。そんな中、高校の同級生・江藤(楽駆)との再会で過去に思いを馳せる。陸上部のエースとしてどこまでも走れていた高校時代、どこか諦めた表情の同級生・藤田皐月(駒井蓮)を確かに追いかけていた…。
<Staff&Cast>
出演:井上想良、駒井蓮、楽駆 / 監督・脚本・編集:宮崎彩 / 企画・製作:大分市ロケーションオフィス / 制作プロダクション:東映東京撮影所
日本配信公開:2022年4月25日 https://www.youtube.com/watch?v=gOGJs…
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